海の学校のお友達を見る限り、中学入学時点で上位だった子達はほぼそのままスライドして大学受験を迎えた模様でした。
本当に出来る子は中学1年からノンストップで頑張っていて、東京一工に合格しました。
中学受験で偏差値的に上位校の人達の中で、自分達より下の偏差値の学校の人は全て自分達より馬鹿だと思う極端な考えの人が一部にいます。
うちの娘の学校の生徒ではないのですが、ある高校生が模試で良い成績を修めている事を某勉強系SNSに上げると
「(自分より下の偏差値の学校の人なのに)そんな成績を出せるわけがない。嘘つき。」
とまでメッセージを送ってくる人がいたそうです。
その方の中高は日能研偏差値で50に満たない中高でしたが、その人は慶應の医学部をはじめ、受けた私大の医学部は全て合格で、医学部の特待合格もたくさんとっていました。東大理Ⅲだけが残念だったそうです。
私立一貫校の場合、校風で選んでいる人もいるし、更に下に小学校や幼稚園もあるところだと、中学受験の偏差値とその人の実力はイコールではないのですよね。。
そして大抵どこも一貫校は大学受験に向けて綿密なカリキュラムを組んでいますし、それで足りなければ予備校もあります。
だから偏差値的に上の中学に入っても下の中学に入っても、その子の進学先はそんなに変わらないのではと思うのです。
上の中学の方がプライドは満たされますが、今まで頑張った事は、それまでに培った実力は、そこから積み重ねてゆけば6年後ちゃんと武器になると思うのです。
ただ私立中学に入って染まるものがひとつあります。それは学校のカラーです。
私立にはその学校独特のカラーや校風があります。
娘の海も予備校に行くと出身校OGの大学生チューターさんから、
「いかにもうちの学校の生徒って感じがする!これは卒業してみると色濃く感じるものよ。」
と良く言われていました。
また、海は他校のお友達が色々いたのですが、他校の某進学校に数人お友達が出来た時に、
「この学校の人達の話し方とかノリって、金太郎飴のように皆一緒。こんなに似るものなんだね」
と笑っていました。
人格形成の時期に6年間いる学校なので、ここは家族で肌にあうかは良く検討しても良いかもしれません。
娘の学校は偏差値的には滑り止めでしたが、私には娘の学校のOGの知り合いがたくさんいて、どの方も優しくて本当に良い方だったので、校風的には第1志望でした。
中高を良い学校で過ごせて本当に良かったです。
どこの学校もそれぞれ特色があり素晴らしいと思いますが、ご縁があった学校で皆様が花を咲かせる事が出来ますように♪