風水の良い土地の選び方 | 心が美しく健康になる! 女性経営者のための琉球風水空間プロデゥース術

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自宅をオフィスの空間の氣の流れの整え方を身に着けたい女性経営者の皆様へ。科学的根拠に基づいた風水理論で、知性と人格を磨き、あなたの美的センスを生かした、自然と調和する心地よい空間づくりをお手伝いします。

沖縄より、横川明子です。 

12月22日 冬至 

一年で最も夜が長く、今日を境に、昼間の時間が長くなっていきます。 

強力な始まりの氣がある一日ですので、 短期的ビジョン、長期的ビジョンを達成するためのプロジェクトの立ち上げ、スタートにも最適です。目標を胸に抱き、素敵な一日をお過ごしください。 

さて、今日は、土地の選び方についてのお話しです。 

 

「良い土地を選ぶには、どうしたらよいのでしょうか。」 

 

風水師からの答えは、 「土地の使い方と、土地の個性の相性が合う土地を選ぶ」ということです。 

今月、土地選びから関わらせていただいた風水設計デザインの住宅が無事竣工して、施主様への引き渡しがあり、新築祝いを届けに行ってまいりました。 

 
【新築のお祝いには、首里琉染の染物をプレゼント】 

新築住宅の風水設計デザインの、最も効果が生きるタイミングは、更地の状態の敷地調査と、1枚目のたたき台になる図面の作成時です。 

この重要な部分から関わらせていただいた住宅というのは 、風水師にとっても、非常に思い入れの深い作品です。 

今月、新居に入居されたお客様は、風水スクールに二年通ってくださった生徒さんで、スクール一年目の頃から、土地を探していらっしゃいました。 

お住まいになりたい地域が決まっていて、初回にご相談いただいた時は、住宅に適した土地ではなかっため、お勧めをしませんでした。 

そして、二度目にご相談いただいた土地は、広い敷地に二区画同時に出たため、どちらの土地が良いかを見に行きました。 

AとB、二つの区画があり、敷地図面だけをみれば、敷地Aの方が、良さそうに見えました。 

しかし、実際に現場に行ってみると、住宅を建てるのであれば、敷地Bの方が快適な暮らしの間取りがスーっと浮かび上がってきて、敷地Bをお勧めし、住宅の設計が始まりました。 

敷地図面で、Aの方が一見よく見えた理由は、Aは前面道路に隣接しており、形もきれいな長方形でしたが、Bは前面道路から、少し奥まった配置にあり、敷地の形もAに比べると少し変形していました。 

実際、現場に立ってみると、光の抜け方に大きな差がありました。 

敷地Bは、周辺を建物に囲まれているものの、敷地の一部に光の抜けがあり、リビング、ダイニングから視界が抜けて、明るく過ごせる間取りのイメージが浮かんできました。 

一方、敷地Aは、リビングをどこにつくろうかと迷うほど、家族の集まるパブリック空間から、視界の抜けがなく、明るく過ごせる場所が見つかりませんでした。 

Aの方が、車の出し入れは楽かもしれないけど、家で過ごす時間は、敷地Bの方が圧倒的に快適そうだったことが、敷地Bをお勧めした、一番の大きな理由です。 

風水師が土地に立って何をみているかというと、土地の周辺環境、つまり、隣接の建物や自然の地形の影響から、光の入り方、風の流れ、水の流れを見て、その土地の「最も心地良いエリア」を探します。 

この「最も心地よいエリア」は、現場に行ってみないとわかりません。 


事前に、敷地図面やグーグルアースで、「この辺かな」と当たりをつけてから、調査に行きますが、予想と違うことの方が多いです。 

そして、「最も心地よいエリア」を中心に、住宅の間取りのイメージを描き、光に包まれて、家族が笑顔で過ごしているビジョンが浮かんでくれば、 
ほっとして、間取りの提案に取り掛かることができます。 


そこから、その建物の向きと形、重要な空間の配置、玄関の配置から間取りの提案がスタートします。 

敷地調査では、土地の広さに関わらず、常にこの「最も心地よいエリア」を探すことから始まります。 

先月は、4000坪のリゾートホテルの敷地を見に行きましたが、調査方法は基本的に同じです。敷地の中を入念に歩き回りますので、広いとやはり時間はかかりますけどね。 

 
【4000坪の敷地から臨む、海に沈む夕日】 

「どうやってそのポイントを探すのですか」と良く聞かれるのですが、これは、「土地の声を聴く」とお答えするのが、一番適しています。 

風水理論の理解度の深さと、現場での経験の数により、磨かれていくもので、私もまだまだ発展途上です。 

自然と対話し、自然に教えてもらうというスタンスですので、日頃から、自然の中に入り、自然界の循環の仕組みを、頭と身体で理解するため、修行の日々を続けています。 

 
【自然界の水の流れは、風水を学ぶ上での全ての基本】 

また、風水集落や、風水の良い立地に、風水を考慮して建てられた建築物にも 、定期的に足を運びます。

 
【王家の別邸、首里にある識名園からの眺め】 

今月行った現地調査では、こんなことがありました。 

「設計が始まっているけれど、住みたい家の図面が出来上らない。設計以前に、土地の使い方から考えたい。」 

400坪近くある敷地で、事前に敷地図面とグーグルアースで下調べをしてはいきましたが、現場は全く想像とは、違う風景でした。

住みたい家の図面ができあがらない理由はいろいろとありましたが、一番の理由は、住宅としての用途より、商用利用の方が、適している土地だったという部分でした。 

商用利用であれば、イメージがスーッと浮かんでくるのですが、住宅にする場合は、間取り設計上、いろいろ制約があり、住宅の向きを考えるだけでも、難しい土地でした。 

この場合、風水のアドバイスは非常に慎重に行ないます。 

もし、この土地に家を建てるしか選択肢がない場合、どのような対処法をもって家を建てれば、住み心地の良い家になるかをアドバイスします。 

しかし、資金的に余裕があり、ビジネスセンスをお持ちであれば、その土地に関しては商用利用をお勧めして、住宅用の土地は、別に探しましょうというアドバイスになります。 

風水は、「調和」を重んじる学問です。大切なのは、土地の使い方と、土地の個性が 調和しているかどうかという部分です。 

一番初めに例にあげた、敷地Aと敷地Bの選び方に関しても、土地の使い方が別の用途であれば、敷地Aをお勧めするケースもあるかもしれません。 

例えば、あまり日当たりを重視しない、倉庫のような使い方であれば、光の抜けよりも、前面道路からのアクセスの良さの方が、優先順位が高くなることもありえるわけです。 

土地の風水の良し悪しといっても、ただ現地に行って、良いか悪いかを判断するものではないんですね。 

どんな使い方をして、どんな気持ちで過ごしたい建物なのかという「人の想い」と、「土地が持っている個性」の相性を見るのが、風水の土地判断です。 

土地を見る時は、どのように使うのか目的を明確にして敷地に立ち、どんな気持ちになるかを感じてみて下さい。 

また、土地にも、人間にも周波数があり、同じ周波数を持っている者同士は、引き寄せ合います。 

土地には、時間軸を超えて存在する、『想念』が残っています。 

人間の周波数を創りだしている要因は様々ですが、特に土地を探す時は、感情や意識にフォーカスし、前向き、喜び、感謝など、周波数の水準が高い状態を保つことを意識して、ポジティブな想念の土地と波長が合うように日々過ごされてみて下さい。 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。 

今年も、残りわずかとなりました。今日は、温かい食事や、ゆずを入れたお風呂でじっくり身体を温めてお過ごしください。 

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◆沖縄タイムス副読紙「タイムス住宅新聞」 
 琉球風水新春コラム 12月29日発行 


2018年は、九紫火星の年。『「火」の氣を強めて人生を輝かせる』をテーマに、お届けいたします。お楽しみに。 

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