首里をより深く学び楽しむ、新しいカタチ 「乗合観光タクシー」試乗体験 | 心が美しく健康になる! 女性経営者のための琉球風水空間プロデゥース術

心が美しく健康になる! 女性経営者のための琉球風水空間プロデゥース術

自宅をオフィスの空間の氣の流れの整え方を身に着けたい女性経営者の皆様へ。科学的根拠に基づいた風水理論で、知性と人格を磨き、あなたの美的センスを生かした、自然と調和する心地よい空間づくりをお手伝いします。

【首里をより深く学び楽しむ、新しいカタチ 「乗合観光タクシー」試乗体験】

「身近にある首里のまちを、どれだけ深く味わっていますか?」

首里のまちを、より深いレベルで体験すると、新たな学びで心が喜び、首里をもっともっと大切にしたくなります。

「3時間でめぐる、首里乗合観光タクシーの実証実験」に、体験参加してきました。

 



 

私が参加したのは、午前中の「琉球ロマン・歴史探訪コース」です。

国際通りのてんぷす館をスタート地点に、識名園→首里観音堂→首里琉染→山城まんじゅうのコースを3時間で巡る旅です。

首里城はもちろん、識名園も首里観音堂も何度か行っておりますが、こういうルートで首里を巡るという発想は、自分で行くとなるとなかなか出てきません。

また、私の場合は、観光スポットは知っていても、その周辺のお店にはあまり詳しくなかったので、近くを何度もとおっているはずなのに、訪れるきっかけのなかった首里琉染さんと、山城まんじゅうさんも、新鮮な体験でした。

識名園は、世界遺産ですので、ご存じの方も多いかと思います。これまで何度か訪れていますが、識名園をガイド付きで巡る機会はありませんでした。ハイヤーの運転手さんが、ガイドしてくださいました。

 



 

識名園は、沖縄県内でも、最高に心地よい場所の一つです。風水が取り入れられたという歴史的な記録は見たことがありませんが、風水師からみると、贅沢なまでにふんだんに風水が取り入れられていると感じる場所です。

風水の四神相応の理論を理解されている方であれば、識名園の風水の素晴らしさを、全身で感じ取ることができると思います。

御殿は、北を背に、南を向いています。後ろ側には、背後から建物を守るように、高い木々が植えられています。前方は広く開け、大きな池があり、夏の穏やかな南風は、水面の上をすり抜けて、涼しい風を表座に運んできてくれます。

 



 

門から御殿までのアプローチは、氣が直進しないよう優雅な曲線を描いています。このラインが、緑でつくられた「ひんぷん」の役割を、になっています。

 



 

御殿の中に入ると、間取り図を見ることができます。伝統的な琉球民家の趣が取り入れられていますが、特徴的なのは、「玄関」があることです。

 



 

伝統的な琉球民家には、玄関がありません。よって、伝統的な琉球民家の間取りをリフォームして、玄関をつけたときに、氣の流れに乱れが生じることが多々あります。

識名園の御殿の玄関の配置を見ることは、伝統的な琉球民家の形を生かしながら、現代住宅で、どのように玄関を配置すれば良いのかということを学ぶ、大きなヒントが隠されています。

 

この識名園は、琉球を広大な土地に見せるため、海が見えないところに建設されたそうです。

 

敷地の前方にある見晴台に立っても、海を臨むことができません。

 



 

向こう側に見える丘は、小禄・豊見城の丘陵。首里城を取り囲む左腕の青龍にあたります。天界からも光の龍がお見えのようですね。

 

続いて訪れたのは、首里観音堂。十二支寺の一つです。観光でここを訪れるという方は、少ないのではないでしょうか。

 



 

私が最初に首里観音堂に行こうと、地図を開いたときに感じたのは、その立地が、非常に良い場所に建てられていて、とても大切な場所として、建てられたのではないかということでした。

風水では、川の側に家を建てる時は、カーブの内側に家に建てるのが吉相です。内側に入ることで、川に抱かれるようにして、家が守られていると考えます。

一方、カーブの外側は凶相です。反弓水(はんきゅうすい)と言って、「建物が弓矢に狙われている形になるため殺気が生じる」と考えるのですが、これは、川が増水したときに水が暴れるのは、必ずカーブの外側で、住むのには危険だということです。

現在では、道路は川と同じ役割を果たしているので、道路のカーブの外側も同じ意味を持ちます。運転中にハンドル操作を誤ったとき、カーブの外側に車が飛び込んでいく危険性があるからです。

しかし、内側は常に守られています。そういう意味で、首里観音堂を地図で見たときに、道路の内側の守られるように立地に立てられていて、国の大切な場所として、建てられたのではないかなと感じたんですね。

そして、続いて訪れたのは、首里琉染さん。首里の伝統的な染物のお店です。首里城にある守礼門の500mほど手前に、首里城への第1の門として存在した中山門がありました。

 

現在、中山門はありませんが、その跡地の脇に、首里琉染さんがあります。

 



 

聖地への門というのは、結界の起点になっていることがよくあります。

 

以前、南部の知念城跡を歩いていたときに、ある地点から、氣が一瞬で変わったことに気付きました。何がおきたのかと思って、思わず立ち止まってあたりを見渡すと、右側の脇に小さく「ノロ殿跡」と書かれていました。

 



 

今回、首里琉染に行った際、お店の方が、「実はここは、プチパワースポットなんですよ」と言って教えてくださったこと。それは、ここがもともと真壁ノロの殿内であったいうことです。

 



 

良いご縁をいただいたことに、感謝のお祈りをさせていただきました。

 



 

ちょうど、この日は、土地探しから住宅設計に関わらせていたただいたお客様の新居の御引渡しの日でしたので、新築祝いのプレゼントを、首里琉染で購入させていただきました。

 



 

さらに、この日の午後、素敵なご縁をいただいき、お会いする予定の方々がいらっしゃったので、ご挨拶の品を買わせていただきました。沖縄のちんすこうの中で、私がよくお土産として選ぶものに、「黄国(くがに)ちんすこう」があります。

首里琉染には、サンゴ染めのオリジナルパッケージの「黄国ちんすこう」がありまして、素敵なラッピングで丁寧に包んでいただきました。

 



 

そして、最後に、山城まんじゅうさん。やましろではなく、「やまぐすく」とよみます。何度も目の前を通っているにも関わらず、全く気づきませんでした。できたての温かいおまんじゅうを店頭でいただくことできます。完全手作り、無添加。月桃に葉に包まれたおまんじゅう、最高においしいですよ。

自分で行くとなると、このコースを3時間でめぐろうとは考えませんが、ハイヤーで連れて行ってもらうからこそ、できること。身近にある首里の街を、ガイド付きで案内してもらえることで、新たな発見があり、ワクワクの半日を過ごすことができました。

首里のまちは、まだまだ奥が深い。そして、場所とのご縁に加え、首里のまちを支える人たちとのご縁も、この先、長い時間をかけて、財産にしていきたいと思う旅でした。

 

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琉球風水師 横川明子

マリンサファイア合同会社
 
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