琉球風水にアロマを活用するスクール「アムリタ」主宰。
沖縄より、横川明子です。
沖縄は梅雨の真っ只中ですが、久しぶりに晴れ間が広がった昨日、久高島に行ってきました。
南部聖地の巡礼の最後の地。船で離島に渡ることもあって、タイミングをずっと待っていました。
久高島へは、南城市の安座間（あざま）港から高速船で15分程度。朝一の9：00発の船で、久高島に渡りました。
事前情報はほとんどもたいない状態で島に渡り、導かれるところに行くというスタイルです。
久高島の徳仁港についたら、まずは港の敷地内にある徳仁礼拝所でご挨拶。全周約7kmとのこと.。この日の晴天と限られた時間の中、徒歩での踏破は難しそうだったので、レンタルサイクルを利用。
港で頂いた地図を片手に、最北端から巡ることにしました。
■カベール岬
初めに、最北端のアマミキヨ降臨伝説があるカベール岬へ。
このような美しい道を抜けると、アマミキヨが降り立ったという岩に辿りつきました。スパイダーリリーが満開です。
そして、星砂の浜であるウパーマにて、初めて天然の星の砂に触れました。
■ロマンスロード
なんとも美しい響きの小路があり、入っていくと、とても美しいビーチが。浜辺まで行くのが大変ですが、このビーチが久高島で一番美しかったです。
このビーチへ辿りつくためには、大きな岩場をはしご下ります。大変でした☆
島内で、私が最も心地よかったのは、ロマンスロードの途中にある、東屋でした。
景色が美しく、風がとても心地よい場所で、癒しのエネルギーが最も高かったです。しばらく瞑想して、穏やかな時間を過ごしました。
■クボー御嶽
久高島一のパワースポットです。
御嶽の中には入れませんが、入口のエリアだけでも、強いエネルギーを感じ取ることができます。
■ヤグルガー（川）
ここへは、階段を下っていきます。
禊をする場でありますが、今日は水か枯れていました。
■久高殿
島の繁栄を祈る場所。12年に一度、午年に行われる伝統祭祀「イザイホー」の祭場でもあります。 丑山未向。
■大里家
第一尚氏王統七代の尚徳王が、クニチャサ祝女と長く同棲した家といわれています。
伝統的琉球民家ですね。丑山未向で、北東を背にして、南西を向いています。集落の最も奥側に位置し、左右は林になっていて、緑に囲まれていました。
ヒンプンは、非常に厚みがありました。
■外間殿（ほかまでん）
太陽、月、竜宮など、七つの神様が祀られています。 丑山未向。
■久高島集落
王朝時代、風水師が派遣されて作られた集落でしょう。
集落全体は、北側を背にして、南側を向いています。集落の最奥のエリアには、久高殿、大里家、外間殿があり、たくさんの緑に囲まれています。
フクギ並木に囲まれた、伝統的な集落です。集落内の家のほとんどは、北、北東を背にして南、南西を向いている印象ですが、場所によっては、西を背にして、東を向いている家も見かけました。
集落前方には海。そして、島の玄関口となる徳仁港があります。
■あらんぱ
久高漁港脇の海水浴場の前に位置し、地図には「あらんぱ」と書いてあります。
私の感覚では、クボー御嶽並みに強いエネルギーを感じた場所でした。地元の方に是非お話を聞きたかったのですが、船の時間になり、意味のわからないまま帰ることに。。。
今回は久高島初来訪。9：30～15：00までの間、自転車で久高島をぐるっと巡る旅になりました。
上記の立ち寄った場所では、全ての場で、ご挨拶と祈りを捧げました。
沖縄では、久高島に限らず、聖地に行った際、必ず住所、氏名、干支を告げて自己紹介をします。
私がいつも行っているのは、お願いごとをするのではなく、自分の使命を宣言して、いつもサポートしていただいていることに対する、感謝の気持ちをお伝えしています。
次回以降は、地元の方にお話を聞いたりしながら、関連資料も読みこんで、久高島の伝統、文化をぐっと深く学んでいきたいと思います。
風水は、知識を学ぶだけではなく、現場に行って、肌で感じ取る行動を常にとっていかないと、技術があがりません。文献調査などの机上の学びと、聖地や鑑定現場に行くことのバランスが、とても重要なんです。
1年前からはじめた沖縄の聖地巡礼も、ようやく予定の半分である30箇所を過ぎたところです。
琉球風水スクール「アムリタ」主宰・アロマ空間デザイナー 横川明子
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