無精子症について 待ち受ける選択。あなた達はどんな選択をしますか? | 男性不妊『非閉塞性無精子症と戦う夫婦の物語 ( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐゛』

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男性不妊 知ってもらいたい
非閉塞性無精子症は男性不妊の中でも重い病気
それでも
明るい未来があると信じ、
妻目線でマリンの気持ち、夫婦の歩み、夫の状況を綴っていきます。
すこしでも誰かの励みや力になれたら嬉しいです。

精液検査で

精子がいませんから始まりました。


 

 愛する人が無精子と診断されたら、

あなたはどんな選択をしますか?


治療しない?

teseで精子見つかったら顕微授精する

teseで精子なかったら、teseもできなかったら

別れる?

夫婦ふたりで生きる?

AIDする?

特別養子縁組する?

はり治療してみる?




無精子症というのは、

 射出精液中に精子がいない状態。

男性のおよそ100人に1人いると言われています。

 

うちは100人に1人に選ばれたひとりだ。

 

100人に1人って

少ないようで多くないですか?

決して他人事じゃないです?

2クラスに1人はいるって考えたら、結構な確率です。

 

無精子症と診断されてからは、さまざまな関門が訪れます。

第一関門:

閉塞性なのか、非閉塞性なのか…

 

1.閉塞性無精子症:精路に原因 精子が通る道がつまってるなど(無精子症の約15%)

2.非閉塞性無精子症:精巣に原因(無精子症の約85%)

 

 1.の場合は精路に原因がある。

 

問題は2だったとき

非閉塞性無精子症は2種類に分かれます。

①精巣内で精子形成が全くないパターン

②精巣内でほんのわずか精子が造られているが、出てくるほどではないパターン

 

術前に①②を判断するのは難しく、実際に手術しないとわからないのが現状。

②の場合は、手術で精巣精子を採取できれば、精巣精子を用いた顕微授精により挙児を得られる可能性があります。

 絶対に精子回収不可能な場合もあります。それは、術前採血により、ある程度判明します。

 

ホルモン検査(FSH、LH、T)、染色体、AZF遺伝子微小欠失検査をします。

 

第二関門:上記の中のAZFという検査

採血

AZF遺伝子微小欠失検査

 

AZFaもしくはAZFb欠失の場合は:精子回収率0%

と言われている。

 

これを突破する必要がある。

 

第三関門:

非閉塞性無精子症に適応の

micro teseを受ける

精巣を手術用顕微鏡で精細管を観察し、良好な精細管を選別し採取する。

 

ここで精子がいるか、精子がいないか。

可能性の分かれ道である。

 

うちは、残念ながら、突破できなかったが、

突破できたひとたちは、挙児を得られる可能性という未来がまっているのです。