雲仙山旅 Part3 | ポンとりよっぴ~の気ままな人生
国見岳を左に見ながら進むと
周りの風景が一変した
乾いた感じから
北向きで陽が当たらず
多湿の苔むす大きな溶岩や倒木が
目立つようになった
10時50分 西の風穴
蚕を天然の冷蔵庫として
保管していた
手を地表近くに差しのべると
冷気を感じた
続いて15分後に
ヤマグルマの大木だ
溶岩だらけの山に
大木が育つものだよ
更に5分で 北の風穴
穴入口に柱状節理が見えた
ここで出会った
何回も来ている おじいちゃんと
抜きつ抜かれつする
母と娘さんの二人にも 食べられる草を
教えていた
同じペースで歩き続けるのだ
道先案内もしてくれた
突き当たりが 鳩穴分れで
この先 鳩穴という溶岩トンネルが
あったが平成の噴火で埋まってしまった
眺望ありベンチで休憩場にバッチリ
母子さんは ここで休憩
諫早湾がよく見える
右折すると一方通行になり
勾配がきつい上り坂
前面に巨岩があり右折
左折道は通行止めになっていた
脇道入ると諫早方面が開けた
立岩の峰展望所に11時半上がると
平成新山 1483m
が目の前に迫る
反対側はゴツゴツした岩の間から
諫早方向を見る
しばらく溶岩の間を抜けて歩き
下って上る道になる
霧氷沢分れを過ぎると
右手に朽ちた
秩父宮殿下登山記念碑がある
その先を左折すると
普賢岳 1359m
山頂となり正午立つ
後方には平成新山
一気に溶岩ドームで230m高くなり
普賢岳を抜いて
雲仙連峰の最高峰になった
国見岳の若い女性や母子の二人もいる
しかし、おじいちゃんは
山頂に上がって来なかった
景色は抜群だ❗
国見岳方面
「2時間で着いたなあ」
と上がってきた
諫早の 長崎日大高校生
定本くん 林田くん
「えっ、2時間で~っ
めっちゃ速いやん
あっ、国見行ってなくてやろ?」
「行きましたよお❗」
「え~っ
ロープウェイ使わずで2時間かよぉ」
「この前は11月に来たのですが
山の色がまったく違ってて
それもよかったですよ
あっ、長崎だと外海(そとめ)も
隠れキリシタンの場所で
海の色もめちゃいいので
行ってみてください」
と岩上でランチしながら
明るく話してくれた
30分余り滞在して
急な下り坂を400m
紅葉茶屋の分岐に
13時下りた
ここで左右迷ったが
元来た道を戻ることにする
しかし、このまま仁田峠まで戻る方が
賢明だったかな‼️
20分で国見分れまで戻る
更に進むと
木々の間から見えたのは
諫早湾を1997年せき止めた
問題の7kmに及ぶ堤防
妙見岳展望台に13時40分上がる
すぐ下に ロープウェイ山上駅
ゴルフ場 おしどりの池が見えた
普賢岳の右肩に平成新山
左手に国見岳
13時55分発ロープウェイで下る
ミヤマキリシマ群生地の向こうに
ここから 急遽もう一座
登れる山に向かうことにした
5分余り上がると
野岳展望所があり
眺望が広がり
前方には野岳
更に10分余り進むと
表示板があり左折
5分ほど整備不良な山道を上がると
野岳 1142m
に登頂した
視界を一部だけ確保しており
ロープウェイ上下の駅と
妙見岳、普賢岳、平成新山
を見ることができるスポット
引き返して下る
ゴルフ場手前には 5つほどの
広場があり子ども連れは喜ぶよ🎵
ゴルフ場脇の直線登山道を
妙見岳を背後にしながら下ると
池の原園地
ホテルには16時20分戻り
温泉に 疲れた体をまかせた
このような周回コースが
あるのは ありがたい
夕食も おいしい😋🍴
マッキー三世