国見岳を左に見ながら進むと



周りの風景が一変した


乾いた感じから

北向きで陽が当たらず

多湿の苔むす大きな溶岩や倒木が

目立つようになった



10時50分 西の風穴
蚕を天然の冷蔵庫として
保管していた


手を地表近くに差しのべると
冷気を感じた


続いて15分後に 
ヤマグルマの大木だ


溶岩だらけの山に
大木が育つものだよ


更に5分で  北の風穴
穴入口に柱状節理が見えた

ここで出会った
何回も来ている おじいちゃんと
抜きつ抜かれつする

母と娘さんの二人にも 食べられる草を
教えていた

同じペースで歩き続けるのだ


道先案内もしてくれた

突き当たりが 鳩穴分れ
この先 鳩穴という溶岩トンネルが
あったが平成の噴火で埋まってしまった

眺望ありベンチで休憩場にバッチリ
母子さんは ここで休憩

諫早湾がよく見える


右折すると一方通行になり
勾配がきつい上り坂

前面に巨岩があり右折
左折道は通行止めになっていた

脇道入ると諫早方面が開けた

立岩の峰展望所に11時半上がると
平成新山 1483m
が目の前に迫る


反対側はゴツゴツした岩の間から
諫早方向を見る


しばらく溶岩の間を抜けて歩き
下って上る道になる


霧氷沢分れを過ぎると
右手に朽ちた
秩父宮殿下登山記念碑がある


その先を左折すると
普賢岳 1359m
山頂となり正午立つ


後方には平成新山
一気に溶岩ドームで230m高くなり
普賢岳を抜いて
雲仙連峰の最高峰になった


山頂広場ではランチする人が多く 
国見岳の若い女性や母子の二人もいる


しかし、おじいちゃんは
山頂に上がって来なかった

景色は抜群だ❗

国見岳方面

有明海

島原 熊本方面

妙見岳

「2時間で着いたなあ」

と上がってきた

諫早の 長崎日大高校生

定本くん 林田くん

 「えっ、2時間で~っ

  めっちゃ速いやん

  あっ、国見行ってなくてやろ?」


「行きましたよお❗


 「え~っ

  ロープウェイ使わずで2時間かよぉ」



「この前は11月に来たのですが

 山の色がまったく違ってて

 それもよかったですよ

 あっ、長崎だと外海(そとめ)も

 隠れキリシタンの場所で

 海の色もめちゃいいので

 行ってみてください」

と岩上でランチしながら

明るく話してくれた


30分余り滞在して  

急な下り坂を400m

紅葉茶屋の分岐に

13時下りた


ここで左右迷ったが

元来た道を戻ることにする


しかし、このまま仁田峠まで戻る方が

賢明だったかな‼️



20分で国見分れまで戻る


更に進むと
木々の間から見えたのは
諫早湾を1997年せき止めた
問題の7kmに及ぶ堤防


妙見岳展望台に13時40分上がる

すぐ下に ロープウェイ山上駅
ゴルフ場 おしどりの池が見えた


普賢岳の右肩に平成新山
左手に国見岳


13時55分発ロープウェイで下る


仁田峠で振り返ると
ミヤマキリシマ群生地の向こうに
ロープウェイ山上下駅が よく見えた


ここから 急遽もう一座
登れる山に向かうことにした

5分余り上がると
野岳展望所があり
眺望が広がり
前方には野岳


更に10分余り進むと
表示板があり左折


5分ほど整備不良な山道を上がると


14時40分 不安だったが
野岳 1142m
に登頂した


うっそうとしているが
視界を一部だけ確保しており
ロープウェイ上下の駅と
妙見岳、普賢岳、平成新山
を見ることができるスポット


引き返して下る


15時15分 仁田峠を下りていく

ゴルフ場手前には 5つほどの
広場があり子ども連れは喜ぶよ🎵


ゴルフ場脇の直線登山道を
妙見岳を背後にしながら下ると
池の原園地


ホテルには16時20分戻り
温泉に 疲れた体をまかせた


このような周回コースが
あるのは ありがたい

夕食も おいしい😋🍴
マッキー三世