エイリアンロムルスを観賞した | 近江人(オミット)しよう。

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明日は、釣りに行くか思案だったが、午後から大荒れに向かう予報だ。それよりも史上初の女性総理誕生をライブで見たい。で釣りは中止した。ポッカリ時間が空いたので、思い立って映画鑑賞に出た。
エイリアンを見たのは高校生だった。椅子から跳び上がったり仰け反ったりは初めての体験だった。それほど衝撃的で恐怖だった。エイリアンは人気で数十年に渡ってシリーズ化されてスピンオフ作品も多い。その中でもエイリアンVSプレデターはお気に入りだ。だが、エイリアン4以降の作品は既存の世界観と矛盾する。おまけにポリコレ満載で小難しく哲学的だ。

さて、エイリアンロムルス。
一言で言えば、原点回帰である。世界観はリプリーがノストロモ号の脱出船でエイリアンと対決した170日後である。
リプリーが所属するウェイランドユタニ社は、リプリーが船外に飛ばしたエイリアンを回収して宇宙ステーションのラボで研究していた。しかし、お決まりの緊急事態発生で、乗員は死に絶えて宇宙を放浪していた。その宇宙ステーションに植民星の移民が部品を盗もうと宇宙船をドッキングさせる。そして、宇宙ステーションを起動させるとラボで凍結されていたエイリアンの1次形態フェイスハガーが大量に動き出す。後はお決まりのコースだ。時代設定が同じなので、ノストロモ号と同じ宇宙服、マザーコンピューターが登場する。さらに、ノストロモ号でエイリアン捕獲を最優先した、アンドロイドのアッシュの同型が出てくる。ご丁寧にエイリアンにちぎられて、アッシュと同じ上半身だけだ。同時期の同型とあって指令された内容も同じである。そこ、ここにエイリアン1と似たシーンや展開がある。それでいいと思う。エイリアンシリーズに難しい理屈や哲学は似合わない。もちろん、この作品もポリコレはあるが、かなり希薄だ。エイリアンシリーズの1と2の間を上手く埋める作品。リプリーは登場しないが違和感は無い。