若狭湾ジギング・冠島、沓島に到達 | 近江人(オミット)しよう。

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8月9日、金曜日
7時にマリーナ出航。
今日は終日凪の予報。冠島、沓島まで行けそうだ。



タカテグリ、アサグリ、マルグリと冠島、沓島はほぼ直線上に並ぶ。地質学的には何かあるのだろう。ぶらタモリ好きだ。
小浜湾口から眼を凝らすと、冠島、沓島が見える。

様子見でタカテグリを試した。他船はいない。ジグを5回落とすが無反応。アサグリに向かう。
アサグリに船が3挺。餌釣りの様子だ。魚影が映るがジグに無反応。続いてマルグリ。船は皆無。ジグの反応もない。
ここでガソリンを補給し冠島に向かう。2500回転を維持して15ノット。9時に到着した。
車でマリーナまで2時間、マリーナから船で2時間。4時間かけての到着だ。





















GPS画面に変えて海図を見ながら探索する。冠島と沓島の間は岩底で60m~14mと起伏が激しい。手前は90mの深さだ。手始めにダイソー80gジグに自作伊勢尼22号アシストフックをつけて落とす。中層でガツンと当たり、ギュンギュンと底に走る。
ドラグの締めすぎだ。ラインが出ない。フッと軽くなった。巻き上げて確認する。引きから、おそらくマダイだろう。青物狙いの伊勢尼22号は大き過ぎたようだ。その後、当たりなく沓島を周回して観察する。漁業者の網や延縄が多く、注意して進む。沓島北水深100mのオオグリに行ってみる。GPS画面を見ると、オオグリの北は画面表示がない。ホンデックスだけかも知れないが、限定沿海区域を越えているからだ。つまり外洋になる。海保の巡視船が来ると厄介だ。オオグリも無反応なので沓島に戻って来る。水深14mに魚影反応が大きい。海を覗くと白い岩場が見える。アサグリと同じだ。ガシラが釣れそうなので、伊勢尼14号、30gリアルアジを40mで落とす。
着底せずに違和感。シャクってみるとガツンと来て走りだす。青物だろう。しまった。スケベ心で小物用ジグだ。ちょっと未経験な強烈な引き。こちらを向くと3m巻けるが、走ると5m引き出される。30秒程やり取りしたか。突然軽くなった。巻き上げるとスイベル部分からナイロン10号ラインが切れていた。
どうやらジグごとすっぽり飲まれ歯にラインが擦れたようだ。
直ぐに新しいジグに変えて同じ場所に落とすが無反応だ。
11時頃、風が吹き出し涼しい。飲み物を飲んで顔を上げると空が黒い。周囲を見ると舞鶴方面から来ていた船が全ていない。顔に雨粒が当たりだした。ヤバイ。船に落雷すれば即死だ。釣具を収納して撤収だ。幸いに北風なので帰路には追い波だ。
3000回転20ノットで滑走する。アサグリまで来て、ようやく黒雲から逃れるが、速度を維持してマリーナに帰った。次回のチャンスが有れば冠島周辺を探索したい。