若狭湾ジギング・天候急変、船酔い | 近江人(オミット)しよう。

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6月21日金曜日


2時に起きて予報を見ると雨に変わっていた。3時に出発するが本降りだ。安曇川辺りで視界不良の土砂降り。中止するか迷うが進む。



5時にマリーナ到着。強雨なので車内で待機。眠気が強いのでうとうと過ごす。8時半に止んだ。予報より早いのでラッキーだ。9時半に出航。




小浜湾内は激しい南東風で白波。これは厳しい展開だ。右側からの横波に操舵室の天井まで飛沫を被る。

湾口は南からの風波と北からの波がぶつかり合い、沸騰したようだ。スキーのモーグルコースみたいな山波となっている。進行すると船底が波で持ち上がる。船首なら空が見えて、船尾ならスクリューが空転する。中央なら船ごと落ちるが向きが変わってしまう。遊園地のアトラクションと思えば面白いかも。

何とか50mまで来たので80gのジグを落とす。強風で一気にラインが出ていく。3ノットで流される。水深60mまで来た。ほぼスプールのラインが出た。角度は水平に近い。しゃくり巻くが、おそらくジグは水面下2mほどだ。しゃくった竿がガクンと止まる。ギュイーンと引くが最初だけだ。エソか?こんな上層でも来るのか?あと20m程で猛烈に引き出した。立って対応したいが、揺れる船から落ちるだろう。中腰で取り込んだ。









60センチのサゴシ。久しぶりの獲物だ。ボウズ逃れの安堵で座り込む。
揺れる状態での中腰で右肩、腰が痛い。それでもジグを落とすが無反応だ。

10時30分、風が弱まる。周囲を観察すると白波が減って行く。青空が広がる。5分程で様子が一変した。まるで回転舞台のようだ。


ジグを落とすと斜めだが着底した。しかし無反応なのでソトモ沖に移動する。
サゴシに夢中だったが、どうやら船酔いしたようだ。胃がどんより痛く空ゲップが出る。手足が痺れる。水平線を見て回復をはかる。14時修了予定だが早める事にして湾口に向かう。サゴシを掛けた辺りまで戻った。ジグは真下に落ちる。何度目か、ガツンと衝撃が来るが掛からない。ジグ本体を噛んだようだ。
その後、無反応。船酔いによる消耗があるので12時45分で修了した。