若狭湾ジギング・マルグリに迫るも激渋 | 近江人(オミット)しよう。

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6月7日、金曜日5時50分出航。
終日晴れ、微風の予報だ。
ベタ凪ぎの小浜湾で湾口からの潮目で停船。水深20mだ。


ここでスピニングタックルで30gのジグをキャスト。カウントダウンして曳いてくる。左右に数度試すが無反応だ。さらに移動して数度試す。前回、ナブラまで湧いていたのに、どうした?

浮遊物が怖いので注視しているが、今回は少ない。魚影も薄いのでタカテグリまで行ってみる。やはり浮遊物は少ない。安心感が増大する。タカテグリには数挺来ているが釣れてないようだ。小魚の群れにジグとタイラバ、さらにジグサビキを落とすが全く釣れない。周囲に目を凝らす。アサグリ方向に船団が見える。タカテグリからなら20ノット10分で行ける。凪ぎで燃料消費も少ない。行ってみるか。






滑走してアサグリ到着。アサグリから久しぶりに島が見える。アサグリの頂点を囲う円形に船団が錨を降ろして停船している。船首を潮上に向けてイサギ狙いのふかせ釣りだ。仕掛けが流れているだろう位置を予測して、邪魔にならない様接近する。水深25mから70mまで、色々試すが全く駄目だ。相変わらず凪ぎなので調査も兼ねて北進する。
マルグリまで1キロ程か。水深80mでも駄目だ。ここは2級免許の限界ギリギリだろう。南風が吹き出せば帰港が厳しくなるので戻って行く。
ソトモ沖の東グリまできた。気温が上がり、無風ベタ凪ぎ。ひねもすのたりのたりかな、状態だ。ジグは真下に落ちるので軽くてもいい。30gのリアルアジを付けジグサビキ。
何かきた。途中から動かないが重量は感じる。予想通りの大型エソだ。
船内で大暴れする。その為に体力を温存したのか。抑えに掛かると親指に衝撃がきた。ジグサビキの針が刺さっている。かなり深い。指先で引くがカエシまで入っているので動かない。ペンチで挟んで引くと肉が裂けそうだ。逆に押して貫通させるか?思い付いて横に挟んで針の湾曲に合わせて捻るとスルッと抜けた。急いで救急セットからヨードチンキを塗って絆創膏を巻く。リールを巻くと痛いし出血する。ここで釣りは中止した。エソは放流して帰港する。1年以上ご無沙汰のアサグリ、マルグリ。しかし、釣れない。数年ぶりに餌釣りを検討してもいいだろう。