12月6日水曜日
海況予報を見ると、水曜日しかない。単独釣行なら自由がきく。
前日、マリーナが臨時営業だったので、船を桟橋に降ろす事が出来た。
7時に出航。
小浜湾内は小波だが、湾口からうねりがある。サゴシ狙いの小手試しに、28mでジグを落とす。反応が無いまま、1.4ノットで北に流される。
40、50と深くなるが時間だけが過ぎる。しばらくご無沙汰な海域に行ってみようか、とタカテグリに向かう。やはり船が多い。遊漁船も来ている。全く釣れない。アサグリまで行ってみるか?とも思うが、今回は11時終了予定なので時間が惜しい。
そこで、いつもの海域に向かう。その瞬間に後悔した。スケベ心でタカテグリ、ましてやアサグリなんてとんでもない。逆風、逆波なのだ。激しい飛沫を操舵室の開けた天井から顔に浴びて目が痛い。時間とガソリンを無駄にした。そとも沖に9時過ぎに到着。残り2時間でボウズ状態だ。90gのジグを落とすと斜めに流れて着底した。しゃくり巻いてくる。水圧の変化で抵抗が軽くなる。最も軽いのは上層だ。そこできた。
ジャンプする。シイラだ。小型なので抜きあげた。新たに製作したスケールが役にたった。ダイソーのビニールスケールを板に貼っただけだが、使える。
シイラは上層に多い。90gで着底から巻き上げるのは効率が悪い。シイラだけを狙って60gのジグタックルに変更。60gジグは着底せずに横に流れる。リールのスプールが見えるほどにラインを出す。これで、中層、上層、表層を広範囲にトレース出来る。
やはり、きた。遠くで掛けると面白いが疲れる。怒涛の連続ヒットが始まった。
5回目はアタリ無し。群れが去ったか?かなり流されたので移動する。疲れたので休憩と軽く食事。ジグを落とすと潮が変わったのか着底した。巻き上げ直ぐにあたる。青物ではない。重くて走らない。ハタ類を期待して慎重に巻くがエソだった。
時計は10時50分。最後の運試しとジグを落とす。きた。
11時を過ぎたがジグを落とす。
きた。
まだまだ釣れるだろうが、限界だ。
魚クレクレおじさんが4時に来るので、帰らねばならない。
おそらく若狭湾に出れるのは、今後しばらく厳しいだろう。最後に重いクーラーボックスを持てたのは嬉しい。