犬は上がってめでたし、なんですが。

飼い主がね。


この排水溝を登れない。


蔦に足をかけて登ろうとするものの、所詮蔦。

安定しないな?


あ!


おお、若者よ。

気づいてくれたか。


このおばさんも上げてくれ。


さっとさしだされた手にすがってやっとよじ登りました。


はーよかった。


さっきはうーって唸ったやつも、お尻フリフリ、若者にお礼言ってる。

まあ、元々愛想のいい犬です。 


普段はこんなん。

繰り返しお礼を言って、痛む腰をさすりながら帰ったら娘に


携帯もたずにでるなんて、危機管理がなっとらん!って言われましたとさ。