いつかこの日が来るとは思ってはいたものの、いざその日が来た時には、あまりに突然すぎて頭の中が回らなかった。
しばらく無の感情だったが、彼女が自分に使ってくれた時間について感謝を伝えねばなからないとまず感じた。
お別れはメールだった。
渡せなかったホワイトデーのお返しのチョコレートの事を考えながら、もう一度会いたかったな、、、なんて考えたり。
10年って長いです。
その月日は一緒に出掛けた日々、いろんな観光地を巡ったり。
旅行計画が得意な彼女にいつもプランを任せていた。
冬にはスキーに行った事もあった。
なんか懐かしいな。
冬の寒さが余計に2人の心を温めたのかもしれません。
彼女の家に泊まりに行けば、美味しい料理を出してくれて、いつも居心地が良く、いつまでもいたい気分になったり。
いちばんありがたかったのは、人に言えない悩みを聞いてくれた事かな。
頭のいい彼女はいつも的確な意見をくれました。
2人で食べた食事、会話、お互いの近況報告。
彼女に会う時はいつもウキウキした自分がいました。
でもね。
お別れしたいって彼女から言ってきた時は、お別れしようと決めていました。
それが、お互いの為なのかな。
自分もいい歳なので、いつ死ぬか分かりません。
彼女の時間をもう、貰う訳にも行かない。
それはこちらの傲慢です。
お別れしてから、2週間くらい経ちました。
仕事は忙しく、やる事いつも多めな自分は彼女との思い出をちょくちょく思い出しながらも、日々の忙しさに気持ちを紛らしています。
季節は移ろい、もう間も無く、桜の季節です。
彼女と行った上野でのお花見を思い出しますが、お互い違う道を歩むという事です。
また、彼女との思い出を書くかもしれません。
自分にとっては大切な時間だったからです。
彼女に会えた事、時間を使ってくれた事、一緒に過ごしてくれた事。
心にぽっかり穴が空いた事。
時間くすり。
時が心の平穏を取り戻すでしょう。
ありがとうございました。
彼女との思い出は一生の宝物です。
お互いに精一杯生きましょう。