とわかり、「は、は、破水した」と声を振り絞って旦那に伝えるとナースコールで旦那が破水したそうです、と緊張したらしく他人事のように報告
すぐさま分娩態勢に

準備ができた!やっといきめるんだ。痛みは最高潮だけど俄然やる気が湧いてきた。
少しでも早くこの痛みを取り除きたい…
痛みから逃れたい…という一心で、全身の力を注ぎ込む

助産師さんの教えで、旦那は私が力を入れやすいようにグッと私の背中を支え前へ倒す。
それと同時に私は分娩台の握り手をしっかり持って引き寄せ、力いっぱいにいきむ。
今まで出したことないくらいの力を出したはず。
体内のもの全てを踏ん張って外へ追いやるかんじ。
汗も鼻水もすべて
今まで生きてきて、こんな汗かいたことないぐらいものすごい発汗量。赤ちゃんの頭がみえかくれするようになってきた頃、非常事態

前もってエコーで判ってはいたけど、首に臍の緒が巻きついているので、早く出してあげないといけないけど、なかなか出てこない。
どうやらそこで2回転巻いていることが判明したらしい。そこで陣痛促進剤を使うことを提案される。
すぐに先生が呼ばれる。結局促進剤は使わず会陰切開となった。
もうどうにかして早く産みたい!!二~三回いきんだあと、よし次出しちゃおうか!と先生の声。
よっしゃ、次はがんばれば出るんだな!
1セット三回くらいいきんでいいと言われたので、挑戦。
いけーー
戦闘態勢! 頭を排出!旦那曰く、この時私がものすごくかっこよく見えたらしい(笑)母はつよし!
頭が出てきたけど、肩がなかなかでない~!陣痛がまだ止まらない。またいきんでやっと肩もやっと出てきて、そしたらグッと全身が出てきた

破水から約20分。
ちょっと待ってね、と赤ちゃんを泣かせる。
「オンギャー!オンギャー!」
先生「はい、おめでとう~」
つるんとでてきた臍の緒がついたままの赤ちゃんを胸に抱かせてくれた。
ものすごく元気な産声を聞いて、すごく嬉しく感動。
わぁ~あたたかい。
なんとも言えない感触…この子がお腹に今までいたのか。
無事に産むことができた安堵感でいっぱい。
旦那が、よく頑張ったね、と頭を撫でてくれた気がする。
後で聞いたけどウルッときて泣いたみたい。
両家の両親も来てたので旦那は報告へ。
報告するときにまた、ウルッときたらしい。聞いて嬉しかった。
そのあと、胎盤がでてくるのがこれまた痛くて

ようやく出てきて、切開の傷を縫われる。我慢。早く終わって
と祈りながら耐える。先生が、産まれてすぐに、あなた何回流産したっけ、本当によかったね、と言ってくれて感動!!
先生のおかげです。
ここまで長かったけど頑張って出産までたどり着いて…やっと先生からもおめでとうと言ってもらえて幸せ。
私の場合、本当にちゃんと元気で産まれるまでおめでとうと言えないから。
妊娠するまでも時間がかかってつらい時期もあったし、やっと妊娠してからも不安がつきまとい、苦手な苦い薬を毎日がんばって飲んだ。
妊娠初期は診察のたびに、ちゃんと育っててくれますように…生きてますように…と待合室でお守りを必死で握りしめて祈った。
つわりの有無に敏感になったりもした。
でも今度こそ神様は守ってくれた。安産の神様もついていてくれるという素晴らしいおまけつき。
こうしてやっとのことで宿って、とっても元気に誕生してくれた命を母として育て守り抜かなくては。決意を新たにした。
それから二時間はLDRで過ごすので、興奮状態の中、ボーッと今日の慌ただしく急展開の一日を振り返りながら思いにふける。
そんな中、赤ちゃんが綺麗になってバスタオルに包んで連れてこられ、胸に抱かせてもらう。
旦那と3人で写真撮影してもらった。
そのあと一人でしばらくテレビを見たりして過ごした。暇だし長かったけど体を休ませた。
これがもしお産が長時間に渡っていたら、体力消耗してこんなに元気ではいられないだろうと思った。
分娩から二時間後、部屋に戻る前におしっこをなるべく出してくださいと言われ、支えられながらヨロヨロ分娩台から降りてトイレへ行く。が、でない

膀胱の感覚が麻痺していて、出そうとしてずっと座っていたけど出なかった。
とりあえず子宮収縮剤の点滴をしたまま部屋に戻る。
分娩で着ていた術着は、抱っこしたときの血液が付着したまま、筋肉痛で脚の内側がガクガクして歩き方がぎこちない。
新生児室前を通り、今産んだ赤ちゃんを見て、部屋に戻った。戻ると実家の父母が来ていて母が拍手で出迎えてくれた。
凱旋帰国してきたかのようなそんな心境だった。痛みに勝ってお母さんになったぞ!!みたいな。
その日は陣痛の痛みがリアルで、しばらくは出産はいいや…とまた産もうという気はなかったけれど、4日経っておっぱいを必死な顔してくわえ飲む我が子の可愛さにいつかはもう一人きょうだいが欲しいなと思っている私。
まだ4日しか経ってないのに痛みって忘れるものなんだね
傷口は痛むけど
産んだ瞬間に忘れるっていうのは私の場合は違ったけど。
とりあえず、今覚えている限りのことを書きました。
痛すぎて記憶が曖昧なので、多少違ってるかもしれません。
明日は早くも退院です。
昨日から、朝沐浴で嫌がって泣いて、昼は5時間とか平気で寝る。起こしてもちょっとやそっとじゃ起きない。爆睡の息子ちゃん。こんなんだと楽なんだけどな。
母子同室だけど夜はいつもナースステーションに預けて寝ているので、夜の様子は未知数。明日の晩から夜泣きはどうかな。眠れるかな。
気楽にがんばらなくちゃ。
こうして母子ともに何事もなく退院できることに幸せを感じます。
軽い貧血があり鉄剤を処方されましたが、それだけで済んで、本当にありがたいことです。感謝感謝!
しばらくは実家が遠く赤ちゃんの移動がまだできないので、自宅で同居の義母に世話になります。
床上げするまで甘えたいと思います。甘える人がいてありがたいね。
※安産のためにしたこと…◎ウォーキング40分(無理せずなるべく毎日)
◎安産灸(思い出したらなるべく)
不妊、不育治療で安定期まで通っていた鍼灸院の先生から、6ヶ月から安産灸を自宅ですることを勧められたので、ツボの場所を教えてもらっていました。
三陰交と、足の小指の爪のすぐ右下のツボ(?)にお灸していました。お産の際に子宮口が開きやすくなると言われていました。
先生の奥さまはそれをして五時間で出産したとおっしゃっていました。
正直私もそうなるかは半信半疑でしたが、実際に初産婦なのにスピード出産で安産だったので本当に効果があるんだな!と思いました。
テニスボールは使ったらしいけど、どういうのを使ってるかまでは確認する余裕がすでにない状態。


とちょっと思いながら、これからひどくなる陣痛に怯えました。