やっと観た『哀れなるものたち』 | まりながのブログ

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感じた事等、書いてみます、、、


映画『哀れなるものたち』

観るぞ、と思いながら諸事情がかさなり、
近所のシネコンでは上映なしになってしまった

そこで昨日、渋谷のホワイトシネクイントまで電車に乗って行ってきた






良かった、星5つ!


エマ・ストーンの演技に脱帽


ウィレム・デフォー扮するフランケンシュタインみたいな医師に作られた改造人間ベラ


テムズ川に身投げした妊婦を救い上げ

母親の頭を切開して胎児の脳を入れ蘇生させる


エマ・ストーン演じるこのベラの


体は大人で頭は赤ん坊っていう演技が凄い


その子が性に目覚める


ベラに外の世界をと騙くらかし一緒に旅に出る

悪徳弁護士のマーク・ラファロ


旅先ではセックスしまくり

そんな彼も次第に野生児ベラに振り回わされていき、、


とうとう一文なしになったパリで、


ベラは娼婦になるのだが、、


ここでの客相手のセックス描写も物凄いんだわ!

お相手がまるで歴史物絵画に出て来る農民ヅラの

おじさんとか醜く太ったおじさんの裸体にもビックリ!


えげつないんだけど、純真無垢なベラの商売に励む姿もなんだか尊い


いろんな経験を積んだベラが最後は理知的な美しい女性になって行く


後半の展開は

そっか、身投げした大元の本人の夫まで登場し、


ありゃ〜って展開ありの、、


でも最後はベラと生みの親のフランケンみたいな博士と彼の助手でベラの理解者との3人の慈愛に満ちた関係も描かれ、終わるのだ、めでたし


ストーリー、役者、映像、美術、

何拍子も揃った素晴らしい映画だった


好き嫌いが分かれる映画なことは確か

かなりグロいもんね、、


私はこの映画、好きです!


今さら知った鬼才ヨルゴス・ランティモス監督


付いていきます、次回作も過去作も観ます!







久々の渋谷パルコ

ここの8階の映画館だった

サービスデイだからかなのか、ほぼ満員の観客だった

あ、パルコにポケモンセンター?も入ってた、
今さらびっくり 
日本人親子連れ外国人親子連れも多し