宇宙人としては人類の進化系と、爬虫類系があると思うのです。

インデペンデンスデイも爬虫類系でしょう?

その中で当作品はどちらかというと米軍が相手に出来うる範囲の宇宙人?

 

 

『世界侵略: ロサンゼルス決戦』(せかいしんりゃく ロサンゼルスけっせん、原題:Battle: Los Angeles、北米以外では『World Invasion: Battle LA』)は、2011年のアメリカのSFアクション映画。PG12指定。

ロサンゼルスに襲来した地球外生命体の軍勢に、アメリカ海兵隊が立ち向かうアクション映画。

 

監督    ジョナサン・リーベスマン

脚本    クリストファー・バートリニー

製作    ジェフリー・チャーノフ

ニール・H・モリッツ

製作総指揮    デヴィッド・グリーンブラット

オリ・マーマー

出演者    アーロン・エッカート

ミシェル・ロドリゲス

ラモン・ロドリゲス

ブリジット・モイナハン

ニーヨ

マイケル・ペーニャ

音楽    ブライアン・タイラー

撮影    ルーカス・エトリン

編集    クリスチャン・ワグナー

製作会社    レラティビティ・メディア

オリジナル・フィルム

配給    コロンビア ピクチャーズ

日本の旗 ソニー・ピクチャーズ

公開    米  2011年3月11日

日本 2011年9月17日

上映時間    116分

製作国    アメリカ合衆国

言語    英語

製作費    $70,000,000

興行収入    $211,819,354

7億5000万円 (日本)

 

 

 

マイケル・ナンツ二等軍曹

演 - アーロン・エッカート

本作の主人公。ある作戦(出征地、作戦内容不明)において部下(ロケット伍長の兄を含む)4名を戦死させてしまい生還する。前日に除隊願いが受理されていたが、緊急招集によりマルチネス少尉の小隊に編入され、任務に赴く。

ウィリアム・マルティネス少尉

演 - ラモン・ロドリゲス

第1海兵師団第5海兵連隊第2大隊(2/5)エコー中隊第1小隊の指揮官。士官学校を首席で卒業し、任官1ヶ月目。身重の妻がいる。今回が初出動の新人であるため、実戦で犠牲者が出たことに動揺を隠せない。物語中盤のフリーウェイでの戦闘で負傷し、敵を道連れに自爆して戦死する。

リー・イムレイ伍長

演 - ウィル・ロスハー

マルチネス少尉の小隊の分隊長。マルチネス少尉曰く、射撃の名手であり指揮経験もある。レニハン一等兵の教育係。

スコット・グレイストン伍長

演 - ルーカス・ティル

イムレイ伍長と同様、射撃の名手であり指揮経験もある。ハリス伍長曰く子どもがいる。物語序盤、敵との交戦で右腕を負傷し、茂みに引きずりこまれそうになるが、ナンツに助けられる。救助ヘリに乗るもヘリが撃墜され戦死。

ジェイソン・ロケット伍長

演 - コリー・ハードリクト

過去にナンツ二等軍曹の指揮下で兄を失っており、最初は彼を一方的に敵視している。マルチネス少尉が戦死した後、ナンツが小隊の指揮を引き継ぐ事となった際にも反発の意思を示すが、基地において、ナンツ自身からその心内に抱えてきた苦悩を打ち明けられた事で和解。本編終盤における最終決戦ではナンツと息のあった連携を見せる。

ケヴィン・ハリス伍長

演 - ニーヨ

結婚式を目前に控えている。黒縁眼鏡が特徴。

ニック・スタヴロー伍長

演 - ジーノ・アンソニー・ペシ

元ワルであり、物語中盤では乗り捨てられたバスのエンジンを鍵無しでかける。フリーウェイでの戦闘で、車両の残骸の上から敵を狙撃していたが、敵の重火器に捕捉され、逃げ出す際にサントスを庇って戦死した。

ピーター・カーンズ上等兵

演 - ジム・パラック

以前の出征時に受けた戦闘ストレスにより、精神科医のカウンセリングを受けていた。物語終盤で敵の位置情報をミサイル基地に送信することに成功するが、直後に敵に発見され戦死する。

スティーブン・モトウラ上等兵

演 - ジェームズ・ヒロユキ・リャオ

アジア系で、通信担当。ゲレロ上等兵と白人のラップショップを作るのが夢。フリーウェイでの戦闘では子供たちに声をかけていた。民間人の脱出を援護中に被弾し負傷、戦死する。

ゲレロ上等兵

演 - ニール・ブラウン・Jr.

マルチネス少尉曰く腕の立つ兵士。任務中もよく冗談を良い、モトーラ上等兵とラップショップを作るのが夢。物語序盤、敵との交戦で頭部を負傷し、救助ヘリに乗るもヘリが撃墜され戦死。

シモンズ上等兵

演 - テイラー・ハンドリー

物型序盤、敵との交戦で首に三度の火傷を負う。救助ヘリに乗るもヘリが撃墜され戦死。

ショーン・レニハン一等兵

演 - ノエル・フィッシャー

童貞であることをネタにされている。最近小隊に配属されたためにロケット伍長の兄が死んだことを知らなかった。物語序盤、敵との交戦で仲間とはぐれ、救出されるも負傷する。救助ヘリに乗るがヘリが撃墜され戦死。

アドゥクゥ(ドク)海軍衛生下士官

演 - アデトクンボー・マコーマック

アフリカ系移民で、市民権を得るために海軍に入隊。妹がおり、大切に思っている。

エレナ・サントス空軍技能軍曹

演 - ミシェル・ロドリゲス

攻撃計画を作る情報収集のため戦闘地帯を調査していたが、敵襲を受けて所属部隊が四散して任務に失敗。警察署に向かっていたマルチネス少尉の小隊に合流する。

オズワルド二等軍曹

サントスと共にマルチネス少尉の小隊に合流した陸軍第40歩兵師団の兵士。フリーウェイでの戦闘で吹き飛ばされた車両の下敷きになり戦死。彼の他にハーパーとディーヴァという名の兵士がいたが両名ともフリーウェイでの戦闘で戦死している。

ミッシェル

演 - ブリジット・モイナハン

二人の姪とともに警察署に取り残された民間人。獣医をしている。

ジョー・リンコン

演 - マイケル・ペーニャ

ミッシェル達や息子ヘクターとともに警察署に取り残された民間人。フリーウェイでの戦闘で、負傷したモトーラ上等兵の応急手当をしていて近づく敵に気付かなかったアドゥクゥ衛生下士官を庇って応戦するも重傷を負う。基地に戻って間もなく死亡した。

ジョン・ロイ曹長

演 - ジョー・クレスト

ナンツの親友。彼の退役願いを受理するが、緊急招集を受けて彼をマルチネス少尉の小隊に配属する。

 

 

 

ストーリー

 

太平洋戦争中の1942年、ロサンゼルスの上空に光を発する25機の飛行編隊を発見。アメリカ側は日本軍の仕業と思い応戦するも、アメリカ軍の対空砲火を行ったにも関わらず1機も落とすことができず、西海岸はパニックとなる。

当時の新聞でも大々的に報道され、当初思っていた日本軍の仕業でもなく真相は現在でもわかっていないとされる。この騒動はロサンゼルスの戦いと呼ばれた。

その後も、1965年の南米ブエノスアイレスでは、空飛ぶ円盤が目撃されており、さらには1983年に韓国はソウルで光る物体を発見、1991年にイギリスロンドンでも光る物体が現れるなど、なぜ彼らが現れたのか、真相は謎のまま。

そして2011年、これまでにやってきた飛行物体は宇宙人のもので、金属性のボディスーツを身につけた二足歩行の宇宙人は長きに渡る地球の調査を終えて、いよいよ仕掛けてきた。宇宙人を乗せた多くの隕石が世界各国の主要都市に落下、ロサンゼルスにも落下していった。

落下した隕石から出てきた宇宙人は次々と市民を攻撃し始め、主要都市を壊滅状態に。アメリカも他の主要都市同様に激しい攻撃を仕掛けられニューヨークやサンフランシスコ、サンディエゴまでもが壊滅状態になり、連絡が途絶えた状態になってしまう。

 

唯一アメリカ・ロサンゼルスの海兵隊の小隊を率いるナンツ曹長は、激しい攻撃にも関わらず善戦、懸命に防衛した。

かねてより、若い力が出てきて自らの老いを感じていたナンツは退役を考えていた。そんなときにこの事態。ナンツはこれが自らの最後の戦いと気持ちを奮い立たせ、戦いに挑んでいく。ナンツは市内を歩き、空軍の歩兵であるエレナ2等曹長とも合流し、一緒に作戦行動をとること。

アメリカ軍は宇宙人が地上兵力しかないことを理由に、空からの爆撃攻撃を決定。一斉に空からの爆撃の開始、その前に避難の遅れた民間人を助ける、それがナンツに命じられた指令だ。

こうして市街地に侵入し、逃げ遅れた民間人を探していく。しかし途中で合流した空軍の部隊共々敵の待ち伏せに遭い、数人の仲間を失ってしまう。どうにかナンツは救難信号のする警察署にやってきて、逃げ遅れていた民間人を発見。そして救助に来たヘリコプターに乗せていこうとするが、ヘリコプターはないと思われていた上空からの敵の攻撃により墜落してしまう。

ヘリコプターが壊されてしまい、どうする事もできなくなったナンツ達は警察署に籠城へ。他の救助のヘリコプターも敵の航空部隊に邪魔されて近づく事もできない。

爆撃のリミットは刻一刻と近づき、いつまでもここにはいられないと自力で脱出する選択を迫られる。ナンツ達は市民と移動するために、まだ動きそうなバスを見つけ、それを使うこと。また、ナンツの部下が警察署内で瀕死の宇宙人を見つけた。生存者の中にいた獣医の協力も得て解剖をし、そして敵の弱点となる箇所を見つけ出した。

バスを動かし撤退を開始。高速道路に出た彼らは、民間人を避難させると、宇宙人による激しい攻撃を受け、バスも失ってしまう。さらに多くの兵士を失い、残った者は、物資を補給するためにスーパーマーケットへ避難した。

そこのテレビにおいて、宇宙人の侵略目的が地球にある水であることを知る。物資を確保し、地下に身を隠して、やがて爆撃のリミットの時間を迎えるが、いつまでたっても地上爆撃が行われない。

不審に思ったナンツ達が前線基地のサンタモニカ空港に行くと、その理由が判明する。空港はすでに宇宙人の攻撃により、壊滅状態に陥り、廃墟と化していた。決して退かない!そう誓ったナンツ達は弾薬を拾い、装甲車を見つけると決死の反撃を開始した。

 

救助ヘリコプターに助けられたナンツはそのまま敵の守る司令センターを見つけ、そこに向かうことに。ナンツは一人で偵察にいこうとするが、彼の仲間が彼と一緒に行動したいと申し出て、彼らは共に指令センターへ向かう。

指令センターを探索していると、地下に宇宙人の巨大宇宙船があることを確認。ここを破壊すれば形勢を逆転できる、そう考えたナンツ達は他の兵士にミサイル発射の指令を出し、指令センターを攻撃した。

宇宙人の無人船がミサイル攻撃を防いでいるのを見たナンツは、ロケットランチャーで地上から攻撃、無人船は破壊され、さらに第3のミサイルにより指令センターは粉々になった。それにより上空にいたすべての無人船が墜落、全ての機能は停止した。それに伴い、宇宙人の地上部隊も恐れをなしたのか、徐々に撤退していく。

 

無事ナンツは砂漠基地へ行く事が出来た。そこで軍部に表彰され、ナンツ達の功績を称える。各都市でもナンツ達を見習うかのように戦う兵士達は、ナンツがやったように各拠点にある指令センターを叩きのめす作戦に移った。

一旦戦いが終わり、戻ったばかりのナンツでしたが息つく暇もなく銃に弾をこめ、敵を倒すのは今しかないと、勢力を失いつつある敵を一掃すべく、戦いへと向かう。ナンツはさらに仲間を取り入れ、ロサンゼルス奪還のために基地を後にするのだった。

やがて味方のヘリコプター部隊も現れて援護を開始。彼らは壊滅したのではなく、反撃の期を伺い一時撤退しただけだった。

 

 

見どころ

ミシェル・ロドリゲスが攻撃計画を作る情報収集のため戦闘地帯を調査する軍曹として演じる。

 

インデペンデンスデイでは、地球の上空に飛来した宇宙船の母艦との戦いだったのに対し、当作品は地球上に上陸した部隊との肉弾戦。

海兵隊の武器類が思う存分楽しめる映画。

銃器・火砲

ベレッタ 92FS自動拳銃

M16A4自動小銃

M4A1カービン

M249E2軽機関銃

M240B汎用機関銃

M2重機関銃

M203グレネードランチャー

M252 81mm迫撃砲

M136無反動砲

車両

M1エイブラムス戦車

LAV-25歩兵戦闘車

AAV-7A1水陸両用装甲兵員輸送車

M923トラック

M1044 ハンヴィー

航空機

AH-1W スーパーコブラ

AH-1Z ヴァイパー

UH-1H ヒューイ

UH-1N ツインヒューイ

CH-46E シーナイト

MV-22B オスプレイ

F/A-18 ホーネット

A-10 サンダーボルトII

B-52 ストラトフォートレス

 

などなど。

まだインデペンデンスデイの方が楽しめるかもしれない。