歌う勇気 | 親子アンサンブルmarina's(マリナーズ)

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音楽は、障がいがあってもなくても楽しいね。
そんなメッセージを伝えるために、学校、病院、施設やイベントなどで演奏しています。

https://drive.google.com/open?id=1uQwxBa05J9p2xraXKUDAcdGSNWz1Rv5j

「麻里奈ちゃんの歌は凄いんですよ。
あの歌い方は、他の誰にも出来ない。
音楽を真剣に志している人ほど、それがわかるはすですよ」
歌の師匠のEeiko先生に、どんなにそう言って励まして貰っても、そうは思えない母(ワタシ)でした。
潰れたカエルみたいな声で、赤ん坊の頃からウシガエルみたいな泣き声だったし。
麻里奈が歌うのを嘲笑する人だっていっぱいいたし。
だけど、だけど麻里奈は歌うのが好き。
歌で人と繋がるのが好き。
だから歌う麻里奈について来ました。



天下分け目のサマーテスト終了の翌日は、
IPD(日本障害者ピアノ指導者研究会)
L DM(障害者音楽連盟)
の全国大会でした。
何年か前に新設された「L DM」の枠で、初めて歌を披露しました。
お友達のミユキちゃんママが動画撮って下さいました。

独奏賞、特別賞、そして、会場の投票による、オーディエンス賞をいただきました。

翌日次女の剣道の試合で早出だから、
交流会には残らずに、会場を辞しました。



「お先に失礼します」って頭を下げて行こうとしたら、
「私、麻里奈さんに投票したんですよー!おめでとうございますー!」
って、後ろから声が追いかけて来て、
……思わず泣けた。

麻里奈の歌を、「良い」って思ってくれる人もいるんだね。
嬉しい。
シンプルに嬉しい。
歌い続ける為の勇気を貰いました。