こんにちは、marinaです
フランスはもうかなり寒くて、ダウンを着るような季節です
大好きなNoëlが近づいてる
さあ今日は何の話題かというと、
フランス文学作品 フランソワーズ・サガンの『Bonjour tristesse』
についてです。
読書好きの方は読んだことある方多いのではないでしょうか?
今ちょうど来年から始まるゼミの希望届けを書いていて、
その中でサガンの話をしようと思ってちょっと調べていました
そしたら読んだ年代によって感想が違うらしいので
何年後かにまた読みなおした時のために感想書いとこうと思って!!
私がこの作品を読んだのも半年ぐらい前なので
記憶が曖昧なところもありますが
ちなみに私が読んだのは19歳10ヶ月ぐらいの時(ほぼ二十歳)
ーーーーーここからはネタバレ含む?ーーーーーーーーー
私的にはなんかこの作品、とても惹かれました
子どもでもないし大人でもない17〜19歳の年代特有の葛藤が
素直にそのまま描かれていて共感できたというか
やっぱみんなそういう時期あるよねって安心できたというか
そんな感じです
自分は無力で子どもだと思う時もあれば、無敵で何でもできるとも思える、
思ってしまう年代
サガンも実際この作品を18歳の時に出版してるので
納得できます、登場人物のこの感じ方、人への接し方
この年代の女の子たちの心ってすごく繊細だなとわかる作品です
私は特に主人公のセシルの心情に注目して読んだので
感想はかなり偏ってるかもだし、
レエモンの行動理解できないとこはありました。
でも、セシルに共感する一方でアンヌの考えに共感することも
多くありました。
セシルは子どもと大人の成長過程で葛藤していると言っても
やっぱり世間的にはセシルは子どもの考えをしていて
アンヌが大人の考えなのはよくわかります。
みなさんはどう感じましたか??
読んだことがない方はぜひ読んでみてください