週末何気なく観ることにしたNetflixドキュメンタリー「アメリカン・ナイトメア」

 

 

3エピソードという短さから一気見したのですが、

怒りで震えるほどにすごい衝撃の内容でした。

 

 

とあるカップルの家に強盗が入り、

彼女だけ誘拐され、彼の通報のタイミングが遅かったこと、

その事故の不思議な状況と、そして数日後に彼女が無事に帰宅したことから

その年の前年に公開された映画「GONE GIRL ゴーン・ガール」を真似したのでは?という見方が出てき始め、

このカップルの供述は狂言、目立ちたがり屋の迷惑なカップルだとして警察とメディアに大きく取り上げられます。

 

嘘をついたのか?

何が本当なのか?

 

エピソード1ではわからないように話しが進んでいきます。

 

以下ネタバレを含むため、これから観る方はここでストップしてくださいね。

 

 

結局目立ちたがり屋の迷惑なカップルだとして警察とメディアに仕立て上げられ、追いかけ回されます。

 

ですが、彼らの証言は事実で、

結局離れた街のある一人の女性警察官が追っていた別の事件と点と点が結びつき

本当の犯人が誰なのか明確に。

 

そしてカップルに100%の疑いを向けていた警察官の思い込みで、結局真犯人について何も捜査をしていなかったことが明らかになります。

 

真実を見つけるキーとなるこの女性警察官が本当に良かった。

私が絶対に解決して、彼女を救うと誓ったときのシーンは、

なんかもうどのスーパーヒーローよりもかっこよく

やっと光見えたー!とポロポロ泣いてしまいました。

 

彼女が誘拐されていた数日間に何が起きたのか、彼女本人が涙ながらに語り

その状況を知って助けられなかった彼氏側の話も

もう胸が張り裂けるほどに苦しい重い内容です。

 

絶対に助けてくれると信じて頼った警察からまさかの裏切りにあい

長期戦な戦いと名誉を失った二人でしたが

彼女のインタビューを受けている間、左手のキラキラ輝く指輪に、なんとか希望を持ってエピソード3まで観ることができました。

 

まだ記事にはしていないですが「She Said」という映画もアマプラで観たところで。

その映画も女性達が問題解決に奮闘する内容でした。

 

とにかく声を上げて事実を発信し続けた被害者たちに希望があったからよかったですが

どこにも届かないまま終わった事件もきっと沢山あると思うと

本当にどうしようもない気持ちになりますね。

 

エンドロールも信じがたい内容で

よく平気な顔して仕事続けられるな、適当な仕事してんじゃねぇと怒りを超えて呆れましたが....。

 

徹底的に追い詰め、彼らの無実を改めて明確にしたネットフリックス

今後も夢や希望のエンターテインメント発信の場として、

そしてこういう弱者となった方のために月額費用が使われて欲しいと願うばかり。