昨年、FX法人の会社を設立しました。株式会社です。
私の会社は副業禁止なので、自営業の夫を代表取締役にさせてます。一人役員です。
株式会社にして、私は出資者100%です。なので実質、私の会社なのです。
100%の出資者になったのは、FXでのお金は私が苦労して作ったものであり、所有権は私にあると思ってます。
今後、離婚などになった時に、会社のお金がどうなるのか、今はよい夫でも、人は変わるものです、夫婦仲もどうなるか分かりません。
何かしらトラブルに発展するかもしれません。そんなことも考えて、100%の出資者になりました。
さて、そんなFX会社ですが初年度の決算でマイナス1000万円の計上となり、恥ずかしい限りです。
仕事をしながら、この株式会社の経理もこなさないといけず、この経理がやったことないので分からない日々です。
苦労したことは、まずは法人開設に至るところ。
事業内容、役員決め、資本金決め、定款づくりなど経て、株式会社を設立しました。ネットで設立自体は何とか出来ました。
そして、苦労した2つめは、法人の銀行口座の開設です。
とりあえずネット銀行で口座を開設しましたが、3社申し込んで、2社には断られ、3社目も法人口座は作れたのに、その後の個人口座の開設は断られる有様です。銀行口座開設に向けて、ホームページを作成したり、事業計画書を作ったり、苦労満載でした。
でも法人の銀行口座が開設できたら、念願のFXでの法人口座が開設が出来ます。こちらは必要な書類がかなりありましたが、特に問題なく、スムーズにLIONFXで開設できました。
でも、いつも使っていた口座じゃないので使い勝手が悪いし、売りスワップが高いし、慣れない口座での取引はストレスでしたが、口座開設できたことには感謝でいっぱいです。
そして、同時に、国保だった夫を社会保険にする手続きを、社会保険事務所と行い、書類提出、電話でやり取りも数回こなしながら、無事に社会保険証が手元に届きました。
次は税理士さん探し。法人の決算なんて、素人の私には絶対に無理なので、税理士さんを探さなくてはなりません。
実は、株式会社設立前に、近くの税理士さんに相談に行き、了解をいただいてから、開設しましたので、こちらは問題ないです。
法人経理は、基本的に税理士さんに半年分と台帳など渡す感じですが、給与支払い、出納帳作成など、自分でしないといけないことも多くて慣れずに大変です。無料の会計ソフトを利用して少しだけ楽な作業になってきました。
1月になり、源泉徴収票作成、法定調書などの作成に追われています。
こういうのが全く知識がないので、思っているよりも数倍大変です。
法人口座を開設したのは、税金対策です。
個人の名義(ずっと夫名義でしてます)でしていると、FXは利益に対して20%の税金を払わないといけないのですが、それだけではないのです。個人の所得税も上がるといろんなところに支障が出ます。
まず保険が、国民健康保険だったのですが、最高額の保険税を払わないといけず、96万円を数年支払う状況となりました。そして、今は保育料が無償化となりましたが、その頃は保育料も最高額を支払い、児童手当は減額となるなど、いろんなところに支障が出てきました。
個人での経費計上には限界もあり、会社にすると経費でいろんなものを落としやすくなるのでという思惑もあります。
そして、自営業の夫が、収入が増えすぎるのを嫌がるようになりました。俺はこんなに稼いでないのに、関係ないのに、、なんて金額にしてるんだってね。
実は、昨年、FXで勝てなかった理由の1つに法人開設というものが、自分の中でもかなりストレスになっていました。
FXの口座開設にだいぶ時間がかかり、FXが出来ない期間が長かったこと、法人化したので儲けないといけないという焦りがあった。何しろ収益が税理士さんに丸見えです。変な収益結果なんて出せない。絶対にプラスにしないとという焦り。
マイナスが続くと、勝たないと勝たないとと焦りだけがでて、今までしなかったのに、あいまいなところでロットを増やしたり、トレード手法が悪いと思って、いろんな手法を探し回り、マイナスが増えれば増えるほど、こんな収益を見せるのは恥ずかしいという心理がずっとうごめいてました。今までの経験上、数百万円ならすぐに取り返せると思って、ロット増やし続けて・・・。
マイナス1000万まで来て、やっと諦めましたが。負けを認められない日々でした。きつい1年でした。
法人化して勝てなくなったという話を聞いたことがありますが、きっとこういう今まで味わったことのないストレスが、かなりかかってくるのだと思います。
今後、FXの利益が増えていくことを想定してます。
億以上になったら、儲かった分で、マンション1棟の購入に充てて、プラスマイナスで納税額を減らし、最終目標は不動産投資家になりたいです。
今年は、なんとかまたFXでしっかりと利益を残していきたいと思っています。