2020/10/20

少しだけど、ご飯を食べられるようになったし、

うんちも1日2〜3回は出てる。


良い方向に行ってるはずだ。



そう思いながら、3回目の病院受診。






今回もまずはエコー検査

それに加え血液検査


うんちの検査結果も出たようだった。






結論から言うと…


・前回から39°熱があって、今日も熱がある。

・体重は前回1.0Kgで、少しでも増えていてほしいところだが、増えていない。

・下痢は大腸の腫れのせいではないだろうか。

・その大腸はやはりまだ腫れている。


・うんちの検査では1つ細菌の数値が出た。

・しかし、それとはまた別に大腸が腫れている原因で怖いのが

猫伝染性腹膜炎ウイルス


・今日、前回取れなかった細胞を採取できたので、検査に回しても良いですか?と聞かれ、

2万円程度かかるがお願いした。

(それでも100%原因が分かるとは限らない。)






うんちの検査結果


血液検査の結果






先生は


【FIP・猫伝染性腹膜炎の可能性を潰したい】


と、強く言っていた。




…先生から見て…この子は何の病気だと思いますか…??


の問いに、


正直、分からないですね…

FIPだった場合、ほぼ助からないのでその可能性を否定したいです。

とは言え「FIP」と確定するのもまた難しい事なんです。


腹水が溜まるウェットタイプなら、腹水を抜いて検査すれば分かる可能性が高いですが、

腹水が溜まらないドライタイプだった場合は、開腹して腫れている大腸の細胞をある程度採取して調べないと確定は難しいです。



やはりこの日も何もはっきりしないままだった。




…分からないんじゃあ…どうにもならない…








引き続き、


前回と同じお薬を服用しながら、

食べられるものを食べる。


急変しなければ次は10/23に来院となった。








今回は諭吉さん不足の為、カード大臣にご登場願った。


(;´༎ຶٹ༎ຶ`)







FIP…


猫伝染性腹膜炎…






一般的に言われているのは以下のようなもの

猫伝染性腹膜炎(FIP)は
猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)の感染によるもので、猫腸コロナウイルス(FECV)が猫伝染性腹膜炎ウイルス(FIPV)に突然変異すると考えられてる。
突然変異の原因は解明されていない。

⚫︎5歳齢以下または10歳齢以上の猫に多い
⚫︎純血種の猫
⚫︎多頭飼い
⚫︎猫の飼育所からの購入
⚫︎猫白血病ウイルス(FIV)に感染している
⚫︎何らかのストレスを抱えて生活している

これらが発症しやすい猫だと言われている。

そして
FIPだった場合は致死率ほぼ100%

完治させる治療法は見付かっていない。
できる事は症状の進行を緩やかにしたり、延命を目的とした対処療法のみ。

調べれば調べる程
絶望的な情報しか出てこない…。



マリンをペットショップからお迎えした際、主人と①番は


猫伝染性腹膜炎、と言う致死率の極めて高い病気があり、これは50匹に1匹くらいの割合で発生してしまう事。

防ぎようがなく、事前に分かる病気でもない事。

子猫の場合、成猫よりもその病気になる確率が高い、と言う旨の説明を受けたそうだ。





…まさかうちのマリンが…




よく耳にするこのフレーズ。

本当にそう思うもんなんだなって感じた。









この日の帰り、
マリンのいたペットショップに

マリンをお迎えするまでの期間はどんな様子だったか、どんな物を好んで食べていたか、少しでも情報が欲しくて聞きに行った。

対応してくれた方は、ちょうどマリンをお迎えする際に主人と①番に色々説明をしてくれた方だった。


・特に問題なく元気だった。
・ドライフードのみよりウェットフードを乗せた方が食い付きが良かった。
・グルメさんでウェットフードが同じだと
「コレ、昨日食べましたけど?」と言う顔をしていた。(笑)


今までの経緯をお話すると、とても心配して下さり、
マリンが食べていたウェットフードを試供品として渡してくれた。

ロイヤルカナン・キトンのウェットフードだ。

下痢のため、毎回お尻が汚れてしまう…の話を聞き、なんとマリンのお尻を洗ってくれ、お尻周りと尻尾の付け根をカットしてくれた。

お支払いします!!
との申し出に、

「元気になったらトリミングにいらして下さいね!」
との言葉をくれた。

そのお気持ちに涙が出た。



その方は約10年間、動物達に携わるお仕事をしている中で

2〜3例、FIPの猫ちゃんを見た経験があるそうだ。

例外なく

みんな虹の橋を渡った。





マリンも、そうなるかもしれない…





その方はなんとなく察していたんだと思う。