前回からの続きです。


コメントを下さった方々ありがとうございましたキラキラ


主人は、どちらかというと先生側の厳しい意見だったので、

皆様の温かさが身に沁みました笑い泣き




ピアノを続けるか辞めるか。


レッスン開始まで

タイムリミットがせまってきました。



…娘、寝てます。



レッスン開始1時間前に起こしました。



起きないだろうなぁ…と思っていましたが



スっと起きて、




「あ、ピアノやらなきゃ。」




と、動画レッスンの復習をしようと携帯を持ち、ピアノの椅子に座ったのです。




「お、練習するんだ。」




「うん。やめたくないから。」




そう言って先生の動画を見ようとしますが、




黙り込んだまま、再生できません。




しばらくたった後、





「先生の所にはもう行きたくない。



…やっぱり辞める」





「動画レッスンに戻れるか聞いてみようか?」





「もういい。先生嫌だ。」





そういってリビングのソファに戻りました。




開始ギリギリまで待ち、

最後の確認をします。



「先生にメールするよ。」




「うん。もういいよ。。。」





娘は、ピアノ教室を辞める選択をしました。





その日は、色んな事が重なった日でもありました。




卒業アルバムの撮影に行くことができず、


さらにはピアノ教室にも。





それでも娘は

不思議と安定した様子で、

ワンちゃんの夜ごはんの準備をしていました。




すると、ドッグフードのジップロックがちゃんと閉まっていなかったせいか、




中身がドバっと床にこぼれてしまいました。





その瞬間、娘から何かが溢れました。





(何をやってもうまくいかない。)




娘の心の叫びでした。


 


張り詰めていたものが、弾けたように、

イライラを爆発させ




二階の自室へ行きました。





しばらくたった後、



それでも

心を落ち着かせ



お風呂へ入ろうと、下に降りてきました。




すると、タイミング悪く

今からお風呂に入ろうと裸になった次女の姿がガーン




そこから次女とケンカが始まりました。




次女が泣き出します。






そしててついに主人がキレた…ゲロー





よりにもよって、その日はボーナス日。



ご馳走を用意してある日生ビールナイフとフォーク

なんとか早く帰ろうと楽しみに帰ってきた主人。



会社では立場が変わり、毎日ストレスを抱え、

寝る間もないほど。




我が家のバランスが崩れながらも


なんとか寄り添う努力をしてきた主人でしたが


この日ばかりは我慢の限界だったようです。




突然席を外した主人は二階へ行き…




二階から叫び声が。





嵐の夜でした。






近所の人が聞いたらビックリするでしょうね(笑)




私は不思議と冷静真顔





多分


家族を信じていたんだと思います。





暴れようが、キレようが、


私達は大丈夫だって。





主人を落ち着かせ、少し話した後、


主人はそのまま就寝。




しばらくすると


憑物がとれたかのように、


いつもの優しい娘に。


そして次女ともいつの間にか仲直り。




私とトランプをはじめました。



娘が言いました。




「ま、いいや。私にはすとぷりがいるから」




「家族がいるじゃん」




「そうだね、妹とケンカするけどね」




「家族はずっと味方だからね」




「うん。」




一緒にやったスピード、わざと負けましたよルンルン


娘、すっごく嬉しそうでしたウインク






次の日、朝起きると


部屋のすみに、


ビリビリに破かれた


ピアノの発表会の楽譜が。




涙が溢れました。




いつもなら、


私の目の前でビリビリに破るであろう娘。




あの後、


一人きりで、


一体どんな気持ちで破ったんだろう。





衝動的だったんだろうか。



それともケジメをつけたんだろうか。






「おはよう!!」




娘は、いつも通りの笑顔で


元気よく降りてきました。




習字をやり、

絵の具で絵を書き、

レジンでキーホルダーを作り、

庭で、一足早くプールにも入りました。



時々ポツリと



「ピアノの事思い出す。」



と言いながら、






今日も一生懸命生きてます流れ星