反抗期だと思って見過ごされてきた娘のSOSは、不登校によって気付かされた。

娘の心は破裂する寸前だったのだ。

怒りでしか表現できない娘の心は、「助けて」と悲鳴を上げていた。

不登校など、よその家の話をだと思っていた私は、不登校だなんて家庭に問題でも?その子に悩みでもあったのかしら?
それぐらいにしか捉えておらず、我が子が不登校になって初めて、「理由なき不登校」の存在を知った。

いくつかの要因が複雑に絡み合って引き起こされる。思春期が絡めば、それは更に複雑化する。

だんだんと大きくなった風船は、最後のひと押しで、パーンと音を立ててわれてしまった。


…最後の小さな挫折。きっとあれがきっかけだろうショボーン



娘に聞いたことがある。
「学校に行こうと思うと、どんな気持ちになるの?」

「深海生物が、私の背中に乗ってくる」

…そりゃ怖いわゲロー