教師をしておりまして、子供たちにどう思われているのかなあというのが常にあるんです。
感情のバランスは取れなくて余裕がないんです。
そうなんですね。
感情のバランスと言うのは、先生の顔持っている時は、生徒に対して、人としの顔を持ってるときには、人に対してとか親に対してとかそういうことですかね?
はい
人間っていうのは、振り子のようにぶれていてもいいと思うんですね。
ぶれているのが、人間らしさだと思うんです。
その一定の振り子の幅と言うのは、対等だからこそ、バランスが取れるわけで、対等でなければ、変な振り子の振り方が現れますよね。
要するに、バランスの問題なんです。
自分がたとえ嫌だなぁって思う自分を作ってしまったとしてもそこを受け入れたり可愛がることができたら、振り子の幅は変わらないと思うんです。
一つ一つの反省と言うのは要りません。
反省と言うのは、自分にとっては良くなかった。悪かったと言うことをひたすら言い続けることを言いますよね。
でも、他の人にとっては良かったかもしれない。
子供たちが先生が怒った自分は悪いことをしたんだと気づく事は良いことではないですか?
自分が感情のバランスを取るというのを、この人生で学んで教えることも教師として大事なことですし、なった理由ではないですか?
人間らしさを自分が認めることです。
失敗の見方は1つの学びであり、笑えるようになると言うことです。