高知城の魅力を再発見!!

続いて、『追手門』から『杉の段』へ。

森澤さん

「あそこにある木はカヤの木と言って樹齢600年ほど経っています。」

森澤さん

「高知城より歴史が古いです。高知城の歴史を見守ってきた、そういう木になります。」

森澤さん

「すごく高価な木で、碁盤や将棋盤などを作る木なんです。」


森澤さん

「時価1億円と言われています。」

ひろしさん、川辺アナ

「えっ⁉️すごーい❗️1億⁉️」

(ナレーション)

カヤの木は、長い年月をかけてゆっくり成長する木。木が硬いため、碁盤や将棋盤にも使われています。最上級の碁盤となると1500万円にもなるといいます。」


カヤの実がたくさん落ちていました。

森澤さん

「籠城戦の時には、食料になりました。そして油が取れます。非常に高級な油になります。」

「歴史を感じますね…。」

川辺アナ

「だいぶ天守が近づいてきましたね。」


鉄門跡へ。

ひろしさん

「いいね!この眺めね。」

川辺アナ

「何か、達成感がありますね。」

森澤さん

「実はここに鉄門という門がありました。」

森澤さん

「追手門を通行手形で入ってきても、ここで別の通行手形が必要だったんです。第二の関門です。」

森澤さん

なぜ、ここにあったかというと、この上に三ノ丸御殿と向こうの方にニノ丸御殿があり藩主の住まいでした。だから厳重に管理されていました。」

川辺アナ

「ここが最後の砦だったわけですね。」

(ナレーション)

第二の関門と言われる鉄門には、扉に鉄の板が打ち付けられていたので、火にも強く火のついた矢や銃弾も通さなかったそう…。」

正面に詰門が見えてきました。

詰門の左手に天守が。


石垣を登ってくる敵を撃退する"忍び返し"。

森澤さん

「天守の下に鉄の棒がありますよね。忍び返しと言って侵入を防ぐ、全国で当時のものが残っているのは高知城が唯一なんです。」

ひろしさん

「はぁ〜すごいなぁー。」 

森澤さん

「詰門を突破したら天守に行けるのでは?と思いますが、詰門を抜けても庭に抜けるだけなんです。

だから"だまくらかし門"といいます。」

ひろしさん

「そういうことですか。普通考えたらもう天守があそこやから行けそうな造りになってますもんね。」


本丸から二の丸をつなぐ詰門。
(ナレーション)
門内に侵入すれば本丸に行けるように見えますが、門を抜けても庭に出られるだけなんです。

ひろしさん

「あそこに忍び返しがあるので、ここから行こうという人はいませんけど、、、

こっちから上がって行ったらどうですか?」

森澤さん

「銃眼がありますので、、、

丸や三角の、あれが結構大事なんです。」

ひろしさん

「あのデザインから銃で狙われる?!」

森澤さん

「そうですね!」

侵入を防ぐ銃眼や石落とし。

ひろしさん

「じゃあ絶対、登っては無理ですね!」

「わかった!ロープをピューンってやって…(攻略のお話し中✨)


花見シーズンなどで賑わう三ノ丸へ。


当時は三ノ丸御殿が建ち、年中行事や儀式を行う場所でした。

さらに階段を登り二ノ丸へ。


二ノ丸御殿があった場所。

森澤さん

「半分から奥を奥御殿と言って藩主の住まいでプライベート空間、半分からこちらが表御殿と言って今で言えば役所的な所です。」

森澤さん

「藩主に報告するのに詰めていたのがここの廊下門です。」

この廊下門は本丸へとつながっていません。

ひろしさん

「攻め入ることは難しいですね。もう攻めるのやめて、周りを外へ出れんようにして籠城させるんですよ。もうまいった〜って言うまで待つという…。」

森澤さん

「そういう時、カヤの実が役に立ちますけどね。」

「くっそー!カヤの実め!」

「なんでも生き抜く道を知ってるんですね!


次週はいよいよ天守へ‼️

そこには驚く発見が⁉️


🏯✨✨

三山ひろしのさんさん歩は、

2024.4.19 高知さんさんテレビ

「プライムこうちF」よりご紹介させていただきました。