おめでとう!村岡選手!
なんとメダルが五個!金、銀、銅メダル制覇です!
村岡桃佳さんは、4歳のころ原因不明の病気で、下半身が麻痺し以来車椅子の生活だったそうです。
ふさぎがちだったとか。
それでも、わたしにはできないことを成し遂げています。
うちの母は、障害を持った方をみるたびにこう言っています。
「体が不自由だからって弱いわけじゃないの、むしろ、そう感じているわたしたちが弱いの。教わることのほうが多いのよ、教えてあげることなんてなにひとつない。」
わたしにはできないことが、村岡さんにはできた。
村岡さんにはできないことが、わたしにはできる。
これにどんな違いがあるというのだろう。
健常者と障害者。
弱い立場とかマイノリティとかでくくるべきではないよね。
みんな、違うから価値があるんでしょう。
価値があるから世界は素晴らしいんだ。
みんなちょっとづつ違っているから個性が生まれる。
ちょっとづつ違うから、理解したい、されたい、と思うんだよね。
ちょっとづつ違うから、好きになったり、嫌いになったり。
多数がえらいなんてことも、少数派が肩身がせまいなんてことはぜんぜん関係ない。
差別も区別もない世界になるべきだよ。
少数派を笑う人は、世の中から少なくなればいい。
そういう方向に進んでいる過渡期なんでしょう。
この世の中は。
村岡さんはそんなことも、わたしに感じさせてくれました。