ミミの下痢は完治しました。

とはいえ、ミミは頻繁に下痢をするので、

今も整腸剤は飲ませています。

今後5日ほど飲ませて、下痢がぶり返さなければ整腸剤もストップする予定です。

↑子犬ちゃんだった頃のミミ。

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『アニマルコミュニケーションCD2 ~虹の橋を渡った天使からのメッセージ~』というCDを購入。

楓ちゃんとお話をしてみました。

 

このCDの作者さんが作った『愛犬(注・生きている犬)と話ができるCD』は持っていて、マリンが虹の橋を渡った時、このCDを使ってマリンと会話を試みました。

 

その時、天使のマリンとお話しできたので、

同じCDを使って天使の楓と話すことを試みましたが、

気配すら感じられませんでした。

 

そこで、今回、虹の橋を渡った天使に特化したCDを購入。

試してみました。

 

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購入して、聞いてみたところ、

生きている犬との会話の時のCDとは色々違っていました。

一番大きな違いは、誘導の際、

生きている犬の時は地下へ誘導されますが、

天使と話す時はへと誘導されること。

 

そして、天使と話すCDは、使用後、同じ天使と話す時は2週間以上期間を空ける必要があるとか。

 

私、天使のマリンちゃんと話す時、

「生きている犬」用のCDを、毎日毎日使ってました。

あかんかったんや・・・

マリンちゃん、ごめんね。

 

↑マリンちゃん。マリンちゃんは、生きてる子用のCDで、

「私はいつもあなたのここ(胸)にいる」

と言ってくれました・・・ありがとう、マリンちゃん

 

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さて。

一度使うと、次は二週間後でないと使用不可ということで、

 

「絶対に失敗できないな」

 

と気合を入れてCDを聞きました。

CDの主旨は「催眠術みたいなもの」らしいので、

この際だから、全ての疑いを捨て、全身全霊でCDの声の指示に従い、催眠術にかかろう!と覚悟してのぞみました。

 

とにかく疑いを捨てる!声を信じる!CDを信じる!

 

CDを聞いてしばらくすると、

努力のかいあって、なんとかCDの誘導通り、

「天に続く美しい階段」

が目の前に現れる夢?幻?を見ることに成功!

 

階段をどんどん上に登って行って、

天国のDOORの前に来ました。

あとは扉を開けるだけ!

ここで焦ってミスをしたら元も子もありません。

なので、はやる気持ちを抑え、ドアノブに手をかけたまま、声が「開けろ」と指示するのを、今か今かと待ち構えました。

 

ところが。

声の主は、ここで長々と説明を始めました。

 

「今から扉を開けて天使の愛犬に会っていただくのですが、

扉の向こうの愛犬は、

愛犬のままの姿かもしれません。

あるいは、

愛犬は、子犬の姿になっているかもしれません。

あるいは、光の~~~~~~~~~~~云々」

 

聞いているうちに、集中力が途切れてきました。

「絶対に指示に従う!」という気合が消え、

「子犬かもしれない、光かもしれない、〇〇かもしれない」

という無意味な長い説明に、どんどんイライラがつのり、ついクレームを入れてしまいました。

 

「だから要するに『どんな姿になってるかわからんけど、それはあなたの愛犬ですよ』って、そういうことやろ?

もっと簡潔に説明しろや!ムキー

 

すると、突然、

まるで魔法がとけるように

私が立っていた真っ白な光る雲と階段が消えました。

 

「落ちる!?」

 

と思った瞬間、急にもくもくと灰色の雨雲が空に広がり、

私は白い雲から一段低い灰色に濁った雲にひっかかり、

かろうじて空に残りました。

でも、灰色の雲も、今にも底が抜けそうです。

 

「このままなら落ちる!もう楓とお話できない。

いやだ!絶対に楓と話したい!楓に聞きたいことがある!」

 

その時、雨雲が降らした雨が、虹をつくりました。

虹が私を空にとどめてくれました。

虹が出た時、私の手から離れてしまった天国のDOORの向こうから、微かに、微かに、気のせいかもしれないほど微かに楓の気配がしました。

 

「楓が虹をかけて、私を助けてくれたんだね?」

 

と私は感じました。

 

なんとか落下は免れました。

が、天国の端が崩れ、灰色の雨雲がたちこめる中、私はかろうじて虹にひっかかったまま。

そんな状態で、私は、楓が待っている天国の部屋のDOOR、ついさっきまでそのドアノブを握っていたはずのDOORをただ眺めるだけでした。

絶望。

そんな私に、声は

 

「では7分待ちます。お話してください」

 

と告げて去っていきました。

なんなん?こいつ。腹立つわドンッ

 

結局、そのまま時間は過ぎて、

楓とはお話できませんでした。

もし会えたら、聞きたかったです。

 

「生まれ変わる予定はあるの?もしあれば、どこに生まれるか教えて。あなたを見つける目印を教えて。それとも楓ちゃん、天国でゆっくりしているの?今、どこにいるの?私のそばにいるの?それとも遠いところ?」

 

たくさん、たくさん、聞きたかった。

夢でいいから、聞きたかった。

でも、聞けなかった。何も・・・

 

そうこうするうち、ついに「お別れ」の時がやってきました。

声の主は「階段を下りましょう」と言いましたが、階段はもう崩れ落ちて、ありません。

私は虹から地面を見下ろしました。

下に楓とよく行った、富士山の風景が広がっていました。

 

「ねえ、楓。あそこ、朝霧アリーナだよ。

広々として、気持ちよくて、富士山が綺麗だったね。

近くのドッグランにも行ったね。

ああ、あれはまかいの牧場。

牛乳、飲んだね~楽しかったね!」

 

牛乳

↑まかいの牧場にて。楓とマリン

 

そのはるか先に、楓と出会った福島県の風景も見えました。

 

「楓、福島も見えるよ!ああ、楓は小さかったから、

福島のことは覚えてないか~」

 

そんなふうに楓に勝手に話しかけているうちに、

私は虹を伝って、いつのまにか、どんどん地面に降りてしまっていました。

 

虹の端っこ、もう地面に着くというその瞬間、

私は最後に見た、生きている楓の顔を思い浮かべて、

楓の身体を大切に大切に抱きしめて、言いました。

 

「楓ちゃん、大好きだよ」

 

 

【感想まとめ】

CDの作者さんに切れて、空から落ちそうになったり、

勝手にひとりで思い出語りをしたり。

そんなCD体験でした。

 

 

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