3月15日
ミミが玄関に置いてあった車洗浄用のスポンジを見つけて噛み噛みしているのを発見!
取り上げようと私が近づくと、ミミの中でバトルのゴングが鳴ってしまったようです。
ミミ、面白そうに逃げ回り始めました!
マリーは、私がミミのスポンジを奪取するために追いかけまわすのを、じっと見ているだけでした。
だから、「マリーは興味ないのかな。よしよし」と安心していたのですが・・・
実はマリーは、私とミミが走り回るのをじっと見つめ、ミミの走る軌跡を確認していたのです。
ミミの軌道を把握したのち、マリーはテーブルの下に陣取りました。
そして、ミミが近くに来た瞬間、突撃!
マリー、なんという頭脳派戦略!
対する私は、ひたすら、アホみたいにミミをただ追いかけまわすばかりです。
頭脳派のマリーに対して、体力派のワタクシーー
といえば聞こえはいいですが、要するに、
「ミミがスポンジ飲み込んじゃったらどうしよう」
とパニックになって、思考が停止、何も考えず、ただやみくもに追いかけまわしているだけのノータリン・・・
それでも本当に体力があって、足が速ければ、堂々と「私は体力派ですから!」と宣言もできるのですが・・・
当然、小型犬ながら「大型犬並みの運動能力を持つ」と言われているジャックラッセルテリアに追いつけるわけもなく・・・
ミミを追いかけているはずが、ミミの方が足が速すぎて、何度かミミに追い抜かれてしまう始末・・・
しかも頭脳派マリーの参戦で、ますます話がややこしくなってきましたorz
私はミミにまったく追いつけませんが、マリーは待ち伏せ作戦で着々とミミからスポンジを噛みちぎって奪っています。
なので、ミミを追いかけながら、マリーがミミから奪ったスポンジを、マリーの口をこじ開けて奪回し、ミミを追いかけ、マリーがミミから奪ったスポンジを、マリーの口をこじ開けて(繰り返し)
ミミ「寝ててもママには負けないよ、かけっこ。ムニャムニャZzz」
ところで、スポンジは柔らかいので、咥えっぱなしだと噛みきれて、小さくなってしまいます。
そして私は噛みきれて小さくなったスポンジを、ミミが間違って食べてしまうことが怖くて、それを阻止するために追いかけまわしていたのですが、
ついに恐れていたことが起きました。
ミミの口から、ゴロンとスポンジが落ち、ミミの口の中に小さなスポンジのカケラだけが残ったのです。ミミ、ダメ、それ、食べちゃダメ!
ところがミミは、私の予想に反し、小さくなったスポンジを吐き出して、大きい方を咥えて再び走り始めました。
「そっか。小さな方より大きい方がいいのか~欲張りさんやな」
欲張りなミミは小さなスポンジを吐き出しては大きな方を咥えて走ります。ミミが吐き出したり、自然に落ちたり、頭脳派マリーの襲撃で欠けたりしたスポンジを少しずつ回収しながら追いかけるうちに、私もやっと
「そうだ、餌で釣ろう」
と思いつき、「ちゅ~る」に手を伸ばしました。
すると、それを見たミミもマリーも、さっさとスポンジを捨てて、
「ハウス!」と言ってもいないのに、自主的に「ハウス」に戻り、
「おすわり!」と言ってもいないのにちょこんと可愛く「おすわり」をして、
「ちゅ~る」が来るのをおとなしく待ちはじめました。
はじめから、こうすればよかった
たまには全力で走るのもいいものやね!(負け惜しみ)
てか、「ちゅ~る」、すごいわ!