MAKIMONO-マキモノ-

MAKIMONO-マキモノ-

ある時は新橋のメガネOL、
またある時は、和服で詠う朗読少女、
しかしてその実体は…Wooo Wanted!!

1+1=2=1
1=0
1=3

祈 東北関東大震災で被災されたみなさまが、一日でも早く安心と笑顔を取り戻されますように。
MAKIMONO-マキモノ--eシフト

NEW坂口拓NEWS

カチンコ最新出演作

「ももいろクローバー」じゃないけど、キレはいいっす
「クローバー」

2012/8/22 DVD/Blue-ray BOX ON SALE

クローバー Blu-ray-BOX/賀来賢人,三浦貴大,有村架純

¥19,950
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劇場版手鼻三吉「TEBANA SANKICHI」

MAKIMONO-マキモノ-

あの手鼻三吉が長編になって帰って来た!
Don't miss it!

CD2012/1/7DVDリリース

「極道兵器 YAKUZA WEAPON」

$MAKIMONO-マキモノ-

「DEAD BALL」

$MAKIMONO-マキモノ-


NEWtwitterヒヨコなんちゃって坂口拓のつぶやき


名(迷)セリフの数々をランダムにつぶやく坂口拓botを作りました。


ふとしたときに、きっとあなたの励みになる一言をどーぞチョコ


http://twitter.com/Tak_Sakaguchi__


返信機能がつきました!もしも今日がアナタのお誕生日なら、拓ちゃん(なんちゃって)に「今日は何の日?」と聞いてみてください♪


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「敵を知るには、食から!」

というわけで、打倒?!虎丸、BUSHIDOを食い尽くせTOURを先日敢行してまいりました。

虎丸の体脂肪率を目指すんならそんなことしている場合でもないのですが
減量部活もちょっと停滞期なので気分転換。

この日のために作ったパチモンのロンTを着て、いざ出陣!
photo:01



もともとゲリラロケなので店名は書きませんが、まー適当に推測してください。
移動の都合上、対決順不同にてあしからず。


まずは和食対決。
Rout20を一路西へ。

お馬ちゃんのグラウンドを過ぎると、ありました♪お皿が回る○○○ー。
photo:02



お店のオススメも赤身!でなかなか美味しく、つい最初から飛ばしてしまいました。


お次は、○○○ーから車を飛ばしてすぐ、肉大好き!ヤンキー野郎に齧り付け!ステーキ○○。
photo:03



人参も残さず、完食♪
photo:04



朝・昼抜きでやってきましたが、この段階で既にほぼ満腹…
東に戻って、残りの敵が集中している虹橋の向こう側へ。

その前に忘れちゃいけない、棒&ジュース!
photo:05



虎丸はゆ○か○めで移動してましたが、時間の都合でオイラは車。
が、しかし、この日は花火大会ということをすっかり失念。

車止めるのに往生して、あわや遅刻、というところでしたがギリギリ間に合った腹ごなしの「パト2」上映会。
「BUSHIDO-MAN」に関係ないやろ!!いやいや、そうでもない?!
photo:06



イングラム、乗りたい…と妄想膨らませつつ、
上映終了後花火を横目に劇場と同じ建物内で「なんくるないさー」対決。
行ってみたものの満員のため入店できず…orz

photo:07



ならば!と拳法対決のラーメン&餃子目指して隣のビルへ。
しかし、ここも満員…orz

photo:08



花火がこんなに憎い!と思ったことはないな、と噛みしめつつ
いい加減空いてきた小腹を抱えて一つ下のフロアへ。

photo:09



ラストは大阪のアイツで〆。
ちなみに虎丸くんに聞いたところによると、アイツは○○る、とか。

以上で対決終了。

沖縄と中華が食べられなかったのは残念ですが
(特に中華!かなり旨そうなラーメン&餃子、おまけにリーズナブル)
花火大会の人波を、虎丸くん背負って、ウロウロしたので宣伝になったかな?(苦笑)

何気に湾岸の夏も楽しめたBUSHIDO-MANツアーでした♪

photo:10



-五日目「地獄甲子園」あるいは海を満たし、空を飛べ-

4/10 (水)上映

地獄甲子園
監督: 山口雄大




「手鼻三吉」で出会った雄大さんと拓ちゃんが
「VERSUS」を経て、雄大さんの商業映画監督デビューを果たしたのがこの作品。

拓ちゃんも長編二本目で、肩の力が抜けつつ、役者らしさみたいなものも漂わせてきた頃…

長編劇場映画という舞台で、
二人がやりたかったことがどれだけ実現出来るかに挑戦!
という感じで臨んだのではないかと思うのですが

昨年末の「地獄甲子園」上映会で言っていた二人の本作の自己採点は20点と案外低い。

雄大さん曰く
「ぶわぁーっと盛り上げといて、ストンと落とすっていうのをやりたかったんだよ。」とのこと。


カメラワークや効果音の使い方にも、この雄大さんの狙いはよく出てるように私は思うのですが…

例えば、本作中、とにかくカメラがトラックアップ(カメラが被写体によっていく動き)
&引き画を繰り返します。

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メガネが外道高校に殺られてしまった!と十兵衛の泣きのアップから…

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のんきに手を振るメガネの引き画で、
カッーンという(ガーンではない)マンガチックな効果音とともにトラックアップ

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罠と気づいた十兵衛が名セリフ「はうぁ」で吹っ飛ばされる…


コメンタリーなどでも語られている、クライマックス前のこのシーン。

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外道高校監督が「トドメを差してやる!」と盛り上げておいて
毒バットを持ってくる間がやたら長く、効果音でうぐいすや牛まで鳴いてしまうユルさだったり

雄大さんがカメラワークや効果音で作り出す、
独特のテンポが笑いを産み出していてさすがだなぁと思ってしまうのですが
ご本人としては、やりたいことが十分にやりきれなかった感があって前述の採点のよう。


しかし、本作ではこの雄大さんの狙いを拓ちゃんの芝居が上手に盛り上げています。

十兵衛の登場シーンで…

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なぜか逆さ吊りの昼寝で意表をついた構図から…

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「いじめはやめろ!」と十兵衛がアップで目覚め

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立ち上がった十兵衛に、ゆっくりトラックアップしていくカメラと

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「俺っち番長グループに喧嘩売る気かぁ」と松本さんのセリフが緊迫感をあおるのに、
対照的に十兵衛は興味なさそうなこの表情。

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切り返しの松本さんは、逆に松本さんがカメラの方に歩いてきて
さぁ喧嘩か?!とカメラに寄り切ったところで、一発で十兵衛に決められてしまい…

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殴ったあとは、再び興味なさそうにあっさりとその場を去って行く十兵衛。

カメラワークと芝居が上手く噛み合っていいテンポ。
特にポイントは、
画で盛り上げておいて、十兵衛が視線をフッと外す芝居で上手く落としているところ。

本作中の拓ちゃん@十兵衛は、この視線の芝居に加えて、他のどの作品よりも表情が豊かです。
そのチャーミングな表情と、苦手といわれるセリフ回しでも、上手く緩急をつけて
雄大さんがやろうとするところを芝居で表現しています。

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必殺魔球で外道と闘う決意をしたとたん

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メガネがいない、と聞いて意味ありげにカメラがトラックアップするのに
この表情と「え?」の一言ではずしてみたり…

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「貴様を本当の地獄に送るために生き返った!」と啖呵を切ったのに

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「何遍伸でも同じじゃ」と言い返されたら、あっさり「そうかなぁ…」といってしまったり


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「ババァ=実の母…?!」という間のあとに

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感動の再会!の号泣だったり。

ここの「間」もそうですが、落とすタイミングや間の長さって
どれくらいが気持ちいいのか、というところが監督のこだわりどころでもあると思うし、
感覚的にそれを把握して芝居にするのが一番難しいところ。

さすがに、息のあった拓ちゃんが演っているのでそこはぴったり。
たぶん他の人だったらこうはいかないんじゃないかしら?
というくらい、雄大さんの演出意図にハマったお芝居になっていると思います。

しかし、なぜか拓ちゃん本人の採点も20点^^;
(アクションをあまりしていないからでしょうか?
雄大さんは自分の作品では拓ちゃんにアクションさせないと言い切っているので
いつものことと思うのですが…苦笑)

拓ちゃんが雄大さんの期待に応える一方で、
雄大さんも拓ちゃんの他では観られないチャーミングな表情を引き出していて
それが本作にただのコメディ以上の華を加えているように思います。

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いつものウィンク

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三吉から変わらずの笑顔と

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キメ顔はしっかり

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そして、なぜか本作以来、拓ちゃんがあまり作中で見せない泣き顔。

$MAKIMONO-マキモノ-
ラストは、これもたぶん雄大さん以外の監督は撮れないであろうハニカミ顔。

私としては拓ちゃん主演作の中でも、
その魅力が思う存分堪能出来る大変満足な作品が「地獄甲子園」なのですが
一点だけ不満な点がありました。

野球を捨てた十兵衛が、
トラウマを乗り越えスーパートルネードという魔球を取り戻し、外道野球を倒す!
という基本ストーリーであるにもかかわらず
なぜか、最後にスーパートルネードは試合で一度も使われていない、という点(笑)

それ自体がボケなの?とずっと思っていましたが…

「地獄甲子園」から8年後、
雄大さんが「地獄甲子園」でやれなかったことをやるために撮った続編?「DEAD BALL」では
それが見事に活かされていて、長年の胸のつかえがとれました。



しかしながら、「DEAD BALL」では、
「極道兵器」後で抜け殻状態となった拓ちゃんの表情にお疲れ感が満載なので
(「DEAD BALL」の世界観には、そのアンニュイさはあっているので結果OKだったりしますが)
「地獄甲子園」から10年を経て、
昔と違った味のでてきた拓ちゃんの表情や芝居を活かした作品を
また、雄大さんとのコンビで撮ってみせて欲しいなぁ。
(十兵衛、三吉はそれぞれリメイクしたので、やはり天地茂っぽい渋味もだした一日市肇も是非!!)
「地獄でなぜ悪い」
監督 園子温




一足お先に「地獄」を観てきたので感想。
二部構成でいきます。

ネタばれは、そんなにないからご安心を。


■第一部 「映画好きでなぜ悪い」

Twitterでも呟いたけれど、これは園子温版ニューシネマパラダイス(東映風味)なのだ。
園さんのリクエストに応えて、爆音で上映されたのに相応しいぶっとび感は最高!
…なのだけど、園さん、「愛のむきだし」の頃に比べて切実感がなくなった気がする。

ざっとあらすじ。

十年前。
武藤組組長宅を対立組織北川会のヒットマン達が襲撃。
ところが、一人を残し全員が組長の妻に返り討ちにあって殺されてしまう。
ヒットマン達を殺した妻は過剰防衛で刑務所へ。
CMデビューしていた一人娘のミツコは事件が元でCMを降板。
襲撃時に一人生き残り、帰宅したミツコに命を救われ一目惚れした敵対組員の池上は、
武藤への復讐を胸に秘めながらも、残った北川会をまとめて組の立て直しを図る。

その頃、「最高の一本を撮る!」と8㎜を片手に集まった自主映画集団「ファックボンバーズ」。
街で喧嘩をしていた不良少年の佐々木をみるや
「君となら最高のアクション映画を撮れる!」と彼を仲間に加え、
街の映画館「昭和座」の映写室の裏を根城に「最高の一本を撮る、その日」の訪れを夢見ていた。

十年後。
武藤組への復讐を果たす機会を虎視眈々と狙い力をつけてきた池上。
一触即発の緊張感が走る両組を、一網打尽にと見張り続ける警察。
そんな中、出所してくる妻に、愛娘ミツコが女優デビューする映画をみせてやりたいと奔走する武藤組長。
しかし、肝心のミツコは、武藤がお膳立てした現場を逃走したため降板させられてしまう。
なんとしてでも、妻に娘の映画をみせたい武藤は必死で逃走した娘を探し出す。

一方、彼女から逃げた男を追って現場を逃走したミツコは、
父の追手から逃れるために、通りすがりの青年に「今日だけ私の恋人になって」と偽装を依頼する。
通りすがりの青年は、
十年前、ミツコのCMを観て「彼女こそ僕の恋人!」と胸ときめかせた青年で、
彼にとって「運命のその日」がやってきたのだった。
青年をつれて、自分を捨てた男に復讐を果たしに向かうミツコ。

しかし、そうこうしてるところを二人は武藤組の追手に捕まってしまう。
「なぜ逃げた?!」と迫る父、武藤。
ミツコは苦し紛れに思わず
「あんなヌルい現場なんて嫌!私は主演じゃなきゃやりたくないの!
そして、この人は私の主演作を撮ってくれる監督なのよ!!」と叫ぶ。
ならば…と「映画班をつくる!!」と宣言する武藤。

こうしてミツコ主演、通りすがりの青年を監督に、ヤクザ達がスタッフと化して映画を作ることに。
ただの通りすがりの青年は、映画を撮らなければ武藤に殺される絶体絶命のピンチ。
しかし、いかなる神の導きか、
青年は、十年間「最高の一本」を撮るあてもなく廃墟と化した昭和座でくすぶっていた「ファックボンバーズ」の面々と巡り会う。

こうして全ての点が線となり
武藤組vs池上会というリアル抗争という最高の舞台に、「最高の一本」の撮影が今始まる。
「ヨーイ、アクション!!」

※注 役名がめっちゃうろ覚え。間違ってたらごめんなさい。

メインキャストのぶっとび感、
特にファックボンバーズのリーダーを演じる長谷川くんのテンションの高さは、
「コイツならヤクザをも凌ぐ」という説得力に満ちたキ○ガイ振りで
まさに活動屋とはかくあるべし。
園さんが自分をなぞらえた、というのも頷ける。

「俺は何本もくだらない映画を撮りたいわけじゃない、ただ最高の一本が撮りたいだけなんだ!」

映画撮りたい、と志す人なら
いや、何かを創作したい、と思ったことのある人なら、誰でもわかると思う長谷川君のこの叫び。

究極、人はみなクリエイターだと、私は思っている。
そして、誰しもが一生に、最高の一本を創る可能性を持っている。

なぜなら、創作とは「自分を表現すること」
=「他にはないただ一人自分の存在証明」、つまりは「魂の叫び」であるからだ。

加えていうならば、決して一人で作ることのできない映画は
それを愛する人々の魂の叫びだ!

なーんて思っちゃうあたりが、私にもキ○チガイの血が流れているからかもしらんけど。


さらに映画好きとしていうなら、脇のキャスティングがこれまたたまらん。
個人的には深作警察の渡辺哲さんが、「ヒミズ」の夜野に続いてナイスキャスティング。

その他にも「昭和座」のモギリのおばちゃんが江波杏子!、映写技師のおっさんがミッキー・カーチスですよ、あなた。

その他にもあんな人やこんな人、確かに二度と実現しないキャスティングでしょう。

ミツコ逃走のくだりが若干わかりにくかったり、
ファックボンバーズ以外のところが妙にテンポ悪かったり、
無意味に音楽で盛り上げ過ぎとか、
ツッコミどころがないわけじゃないんだけどそれもご愛嬌。

ユッルユルの劇中歌「歯ぎしりレッツゴー♪」は園さんの作詞作曲だと思うが、
この音楽センスはンパねぇな、と思うもの。

映像的には、「滑り」へのこだわり感が今回はナイス!
この映画のキラーショットであろう、最初の真俯瞰のアレもいいですが
私は長谷川君の回想シーンで使われる、対面ドリー何mだよ、おい!しかもここで下手移動の画!!っていうのが好き。

8㎜の画は、「希望の国」の特番で使ってた東北の画の方が印象的。
というか、そもそもこの作品自体は35㎜じゃないよね?
ってところも含めて笑いどころなのだろうか…複雑だわ(・・;)

全体的にラストシーンにしてもわざとかもしれないんだけれど、
「どこかで観た」感が多くて、園さん、新しいことはあんまりしていないなーという印象はある。

そういう御託はともかく
確かに、血はビュービューだし、人体のいろんなものがとびまくってますが、
「映倫の英断?」でもってPG12だし、
理屈抜きにフツーにファンタジーとして楽しんじゃうのが一番な一本かと思います。



■第二部 「坂口拓ファンでなぜ悪い」

ここから先は、坂口拓ファン向け、コアかつマニアックな内容になるのでご容赦を。

アクション監督としては園作品にずっと参加していたけれど
今回、役者として初めてガッツリ園作品に登場した拓ちゃん。

あらすじに書いた、「ファックボンバーズ」お抱えのアクション俳優佐々木役を演じてます。
園さんがアテ書きしたというだけあって、ある意味まんま拓ちゃんなのだが…
正直、私は映画館で号泣でした。
(いや、もう全然泣く映画じゃないんだけど、たぶん泣いてたの私くらいだろう。)

この映画で唯一、切実感を感じさせるのが
ファックボンバーズのリーダーである長谷川くんと拓ちゃんが喧嘩するシーン。

不良少年佐々木とファックボンバーズが意気投合して最高の一本を撮るため活動し始めて十年。

(余談:この最初の出会いの時、佐々木少年役は拓ちゃんではないのだが、
佐々木少年、ちゃんと「赤シャツ」を着てる不良少年なのがポイント。
U大さんと出会った頃の拓ちゃんはリアルによく「赤シャツ」着てた悪い人なのだった、笑)

閉館してしまった「昭和座」でいつか撮るんだ!と取り巻きの女の子達に
ティーザー(パイロットビデオ)「The Blood of wolves」を観せ、
「いつかこの最高の一本を撮る日がくる」と今日もアツく語る長谷川くん。

しかし、そのティーザーは4年も前に作られたものだった。
「いったいその日はいつ来るんだ!」
何の確証もない長谷川くんの夢物語についにキレた拓ちゃんは
ファックボンバーズの面々をブチのめし、黄色のトラックスーツを脱ぎ捨てて昭和座を後にする。

このブログを読んでくださってる人はご存知と思うが「The Blood of wolves」のティーザーは
実際に拓ちゃんが4年前に撮っていた、あの幻のティーザーね。

$MAKIMONO-マキモノ-

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実際にこれが作品の中で使われています。

拓ちゃんは、どんな気持ちであのセリフを叫んだのか。
ファックボンバーズのリーダーであり、監督でもある長谷川くんの役は、
園さんは自分自身と言っていたけど、彼はまた拓ちゃん自身でもある。

拓ちゃんとファックボンバーズのこのシーンは拓ちゃん自身の葛藤をも映し出している。
だから、このシーンの拓ちゃんのアクションは
後半の出入りの大乱闘シーンよりも、堤さんとのJAC先輩後輩対決よりも、
観ていて切なくなるくらい動きがキレている。
パンチの一発、ひと蹴りの重みが違う…そんな風に拓ちゃんは演じている。

細かいところではあるのだけど、拓ちゃん達が根城にしている街は小山町でロケされていて
丁度「The Blood of wolves」のティーザーを撮った頃と同じ頃に撮影した「戦闘少女」のロケ場所でもある。
かつてハワイアンが流れる印象的なワンカットアクションシーンを撮った街並みとかがでてきて、
ファンとしては懐かしいと同時に切なさ倍増…。

いよいよ最高の一本が撮れる!となった長谷川くんが拓ちゃんをバイト先に迎えに行くシーンでは
暴れる拓ちゃんに、
長谷川君のお供を演じるアラタさんとドンペイさん(地獄甲子園のゴリラ)がベタなヤラれっぷりをみせてくれていて最高!!
(アラタさんとドンペイさんは、他のシーンでも武藤組の三下のなかでもなかなかよいツッコミとボケっぷり。)

そして、再び黄色のトラックスーツを纏い、ヌンチャクを構え、一世一代の本番に向かう拓ちゃん。
キメはもちろん、親指で鼻キュのポーズに場内爆笑!

楽しそうに、画面狭しと蹴るわ殴るわ、いつもの拓ちゃんが大暴れ!

そして、ラストは「死亡遊戯」のトラックスーツを脱ぎ捨て、
「燃えよ!ドラゴン」の黒タイツに上半身裸となった拓ちゃんは銃撃戦へ。

この衣装の選択で、わかる人にはわかっちゃうラストかもね。
でも、ココ最高にいい顔してるし。

しっかりエンターテイメントとして昇華されたこの作品を思いっきり笑うことが
きっと佐々木への最高の餞、と思わせてくれるような顔。

拓ちゃんファン必見の一本。

公開は9/28、全国Tジョイ系。
首都圏の方は、9/14のしたまちコメディ映画祭のオープニング上映も決まったので、
そちらでもちょっと早く観れます。

Go to hell!とはいわないけれど、
拓ちゃんがいる地獄なら覗いてみるのも悪くはないはず。

Hasta la vista,Baby!