起業バカ
知り合いの社長さんから「これ読んでごらん」とお勧めされた本。
「起業バカ」
「起業バカ」
- 起業バカ (ペーパーバックス)/渡辺 仁
- ¥1,000
- Amazon.co.jp
脱サラやリストラで起業したヒトは、年間約18万人。
1年以内の起業を目指して準備中が約60~70万人。
起業希望者は約130万人もいるという。
実際に起業で成功 できたのは、1500人に1人であった。
つまり、ほとんどが失敗している。
そのわけは、この起業ブームにバカが踊らされている
だけだからだ。
起業家の前に立ちふさがるワナは無数にある。
世の中は、そんなに甘くないのだ。
起業現場を徹底して取材し、起業家が必ずはまるワナ、
失敗する条件を探り続けた。
本書は、その総まとめである。
もしやバカって私のこと
う~~~ん、み、み、耳が痛い・・・
書説を読むだけでへこむわぁぁぁ・・・
しかし、男性の世界って怖い。。。
う~~~ん、み、み、耳が痛い・・・
書説を読むだけでへこむわぁぁぁ・・・
この本は筆者の起業失敗経験から、起業家が必ずはまるワナ
(裏切り、資金繰り地獄、大企業のベンチャー潰し、フランチャイズ
詐欺など)を例に挙げて書かれています。
また、「起業する際には、顧客が何を求めているのか
冷静に考えなさい」、「起業本の多くに書いてあるような“夢
を実現する”ことを第一義的に考えている起業家に、
顧客はお金を払いません」と警鐘を鳴らします
メインターゲットは脱サラの中高年となっているので、女性の
私たちが目指す「出来る範囲から無理なく始める」という起業
スタイルとは少し違うので、読み進めながら、「あぁ。。良かった、
自分は起業バカじゃないかも」と思うかもしれませんが、
学ぶことの多い1冊だと思います。
特に、中高年の脱サラ組が成功するための重要なポイントは
非常に納得でした
しかし、男性の世界って怖い。。。
そう思いました。
書店には、「起業成功談」ばかりが並ぶ中、失敗した人に
焦点を当てて書かれているこの本は、“起業は甘くない”
ということをかなりリアルに教えてくれる斬新な一冊ではない
でしょうか。
特に、手っ取り早くフランチャイズを。。。なんて思っている方
には必読の一冊だと思います
そして、もし周りフランチャイズを検討されている方がいたら
是非この本をお勧めしてあげて下さい。
手遅れになる前に。。。
手遅れになる前に。。。