赴任一ヶ月経過。職場での悩み。 | marimo's blog

marimo's blog

青年海外協力隊で、作業療法士としてヨルダンに派遣されています!

文化も習慣も全く違うこのイスラム社会で、
山あり谷あり奮闘しながら、2年間の活動を綴ります!

赴任から一ヶ月経過しました!

今日は職場について少し書こうと思います。
職場には、ソーシャルワーカー、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、ドライバー、ガードマン、掃除をする人の7名しかいません。

とっても小さなセンターです。
アカバでもあまり知られておらず、タクシーの運転手に言ってもまず知っている人はいません。

職場の名前は平和聖母センター(アラビア名;マルカズ サイーダ アッサラーム)といいます。キリスト教のセンターなのですが、キリスト教信仰なのはエジプト人のガードマンだけです。他のスタッフはみなイスラム教で、来る子供家族もみんなイスラム教です。

リハ室は、こんな感じです。
$marimo’s blog

この他、言語聴覚室、ソーシャルワーカーの部屋(ここに、なぜか作業療法で使いたいおもちゃが沢山あります)、使われていない冷房の利かない部屋、使われていないPCルームがあります。


セラピーは、それぞれのリハビリスタッフが1対1で45分間行います。
殆どの子供が脳性麻痺と自閉症です。

私がこの一ヶ月、ここで過ごして感じたことは、
スモールステップがなさすぎること。
子供の現在の能力以上に、難しいことをさせてしまうことが多いのです。
例えば、まだ座ることもままならない子供に歩行訓練をさせていたり、重心の移動がしっかりとできていないのに、手を取って無理に歩かせていたり、四つ這いでon elbow(肘で支える)ができないのに、on hand(手で支える)ようにしたり‥

挙げればキリがありません。

そして、もう一つは介助量の調整の仕方
介助をするかしないかではなく、どの場面でどの程度手伝うのか、この部分を考えなければなりません。
子供がやる気を出して、もう少しで出来そうという所でよく手伝ってしまいます。
あぁ、惜しい!もう少し待ってあげて、って幾度思ったか。

まぁここら辺は、伝えれば変わり得る点でもあるので、気長に伝えようと思っているところです。
時折、ポロっと横からアドバイスするのですが、2人とも耳を傾けてくれるので、口うるさいなーと思われない程度にちょいちょい伝えるつもりでいます。

それよりも私が今一番困っているのは、
カウンターパート2人のうちの新人の作業療法士の子の方のリハ態度についてです。
理学療法士がセラピーをするとき、私はサポートとして入り、一緒にその子が良くなるようにと45分間協力しながらやるのですが、
作業療法士は、私がサポートとして入るつもりでいるのですが、時折私に任せてリハ室で寝たり(子供がいるのに)、SNSをしていたりします。

今日、私は完全にメインではなくサポートで入るオーラを出していたのですが、
彼女は途中、寝っころがりながらリハをしていました。。。
そして先週に引き続き、自閉症+多動の子のセッションの時は、よろしくねとも言わず、姿を現しません。^^;

前回も書きましたが、個人的に話せばいい子なのですが、リハビリをする上での気質的なものがあまり感じられません。親がいない時は特に‥


‥『今は』感じられません!と訂正します。

でもこのまま2年間過ごすわけにもいかないので、先週ちょっとした工作を持ちかけてみました。

自閉症の子が苦手な3Dを2Dにする作業。

リハ室にある物全てを写真におさめて、カードにする作業です。
私が黙々とやっていたら自然と手伝ってくれました。
ただ、途中で何も言わず消えたので、

「あぁ、やっぱりいなくなっちゃったー。集中時間持たないのかなぁ」

って思って一人で作業をしていたら、なんと紅茶を私の分も持ってきてくれたのです!
正直凄く嬉しかったです。それと同時に、私は彼女のあら捜しをいつの間にかするようになっていたのかな、と気づき少し反省しました。


そして、できたカードがこれ。
$marimo’s blog
彼女にも、写真撮りたいの、と言ったら少し得意げにこの箱を持って顔を決めてくれました。

これはこれからの活動の取っ掛かりとして何かを得たような気がした瞬間でした。

うん、マイナスばかりではない!!