新・おどるまりも に みるまりも -9ページ目

現実と一致してるのは衣装だけだよ(・ω・)「ソーシャル・ネットワーク」

って、実際のマーク・ザッカーバーグ(フェイスブックの創始者)はゆってたそうです。

こんばんは
まりも(・ω・)です

真壁くんについて詳しくお伝えするはずだったのに放置して数ヶ月ですが
その間にときめきブームがいったん落ち着きましたので
また盛り上がった頃にまた真壁くんの魅力をあらためてお伝えしたいと思います(・∀・)

で、数週間まえに書いたまま
放置してたソーシャルネットワークの感想文をあっぷします。

内容に触れてるので未見の方はご注意を(・∀・)



「ソーシャル・ネットワーク」、観るまではほとんど興味なくて、連れられて観に行っただけだったんだけれど、
相当おもしろかったデスよ!(・∀・)


事前知識は「フェイスブックの創業者の話」ってことだけだったけど、演出がとてもうまくて非常にわかりやすかった。
あと、登場人物も少なく人間関係がシンプルなので、途中で「これ誰だっけ」「何の関係があるんだっけ」とか、まよわずにすみ、その分、主要人物の人間関係がひずんでゆくところなどにちゃんとピントがあってるのが良いです。

なので、ネット文化にまったく興味なし、知識なし、という人でなければ、問題なく理解できるだろうし、見て損はなし(・∀・)!



まず、ストーリー冒頭、カフェで主人公とガールフレンドが会話しているシーン。
会話の内容や、そのやりとりのテンポで、会話してる二人の知的水準がかなり高いことがわかるし、特に主人公は、早口でまくしたてるようにしゃべるのでかなりオタクっぽい印象。
で、会話は主人公が「良家の子息のみ入会が許される超ステイタスの高いリア充クラブ(サークルみたいなもの)に入りたい」って内容に。
ガールフレンドは、その不毛な話にちょっとあきあきしているかんじで、「ボート部に入れば?」とか「女の子はカウボーイにあこがれるもんよ」なんて、明らかに非体育会系の彼の神経を逆なでするようなことをいい、案の定主人公はむくれ、彼女の通う大学を馬鹿にする。
日本でいうと「スクールカーストでは下層の東大生が、他の大学に通う学生を馬鹿にして、自尊心を保つ図」ってかんじです(・ω・)。。。

そのあとも、話題を変えようとする彼女に対し、しつこくその話に固執する主人公。
で、結局、お前めんどくせーな、って彼女に振られる、と。

冒頭5分で主人公のキャラクターがすっかり理解できる演出に感心です。
リア充にあこがれる卑屈なインテリオタク。。。



主人公は、振られた腹いせにその夜ブログに彼女の悪口を書きなぐり、で、彼女へのうらみつらみが、次第にサイトに女子学生の顔写真を並べてどっちがいけてるか投票させてみよう、というちょい悪趣味なアイディアにつながる。思い立ったらすぐに大学のデータベースに侵入して名鑑をハッキング、友人の協力を得て数時間のうちに立ち上げる、と。。

主人公のくせにろくでもない性格してんな、とおもいつつ、その卑屈さもよくわかるし、なんか憎めず共感できる。
そして、やっぱり驚くのはアイディアを思いついてから形にするまでのスピード!
これはやはり天才というしかなくて、みていてワクワクする。

サイトは女子生徒からは総スカン食らうものの、男子生徒はサイトに殺到、(この構図もわかりやすくて笑える)アクセスの異常な伸びによってすぐに大学側に見つかって数時間後には閉鎖されちゃうのだけど、このサイトが後のフェイスブックを開発するきっかけとなったわけです。

その後も主人公は、なかなかわがままぶりを発揮。
女子学生比較サイト立ち上げたときにアルゴリズムの開発に協力したルームメイトは
親が資産家で、フェイスブック運営の資金(サーバー代とか)は彼が身銭を切って(パパの金だけど)出してるので「そろそろ収益構造作らないとやばいよ、広告入れようよ」とかいうんだけど、主人公は「広告なんかいれない、そんなんcoolじゃないし」なんていって聞く耳もたず。。
ともだちかわいそう。。。(・ω・)。
って、みている側はルームメイトに対して同情的になっちゃうけど、でも、彼は常識人で当たり前のことをいうんだけど、悪く言えばその発想は常識の範囲をでないわけで。
正直、彼の能力がフェイスブック運営の役に立ってない、ってことも同時によくわかる。。。。

そんなとき、彼らに接触してきたのがネットビジネス界の若き有名人。
初めての会食で、彼はべらべらと自分のことを一方的にしゃべりたおすんだけど主人公はその飛びぬけた発想や強烈な自己アピールに、すっかり魅せられて、感化されちゃいます。

そして有名人、立ち去り際にサイト名「ザ・フェイスブック」に対して
「ザ はとれよ。 フェイスブックでいい。 coolだろ。」 と、さらり。

そのときの主人公の表情がまたよい。
彼にとってはとどめの一言だったようで、自分と同じ感性の持ち主だってことに感激して、そしてその感覚の鋭さに心酔したのだとおもいます。

対して、ルームメイトは軽薄な偏執狂だと彼に好意を抱かず、また主人公が彼に心酔していいなりになっているのも気に入らない。
でもって、有名人の方はといえば、自分の事業は裁判で負けてただいま絶賛ニート中なわけでフェイスブックの事業に食い込む気まんまん。そうなると、ルームメイトは目の上のたんこぶに他ならない。。。と。


誰が良いとも悪いともいえないまま物語は終盤を迎え、
最終的に、ある人物と決別することになったとき、彼との関係を象徴するアイテムを見つめるときの主人公の表情がなんともいえない。。。

彼にとってフェイスブックとはなんだったのか。
アイディアを盗用したとしてウィンクルボス兄弟から送られてきた訴状をみてびびるルームメイトに対し、主人公は「いまさら(フェイスブックを)手放すのか、俺たち今までの誰からも注目されない存在に逆戻りだぞ」と強く反発。
冒頭の会話シーンでもわかるように、いわゆる「リア充」に対する嫉妬、羨望を強くもってた彼にとって、フェイスブックは自分が「そっち側」へ行く為の、切符みたいなもの、自己実現のための格好のツールだったのでありましょう。
それはやがて5億人もの利用者が集うまでにふくれあがり、彼の名前は、きっと当初の予想をはるか超えて世に広く知られることになったけれど、そのために失ったものもまた大きい、と。。

物語の最後に、新人弁護士の女性が最後に主人公にかけた言葉がやさしくて、胸が詰まりました。見る側は、映画の間中、主人公に対して「こいつ、やな奴だな~~~(・ω・)、」って思いながら見てますからね。
そして、フェイスブックを生み出すきっかけをつくった人物にメッセージを送信し、ともだち承認を待ちながらリロードを繰り返す姿は、もどかしく、せつないであります。


あ、あと、セリフ量がかなり多かったにもかかわらず、
実際のセリフの30%しか表現できないといわれる字幕でも問題なく理解できたのは
字幕の訳が素晴らしかったからなんだろうとおもいます。
でも、実際にどれだけの話をしているのか、DVDになったらもう一回吹き替えで見直してみたいです。

あ、もういっこ
ウィンクルボス兄弟、えらくおあつらえ向きの双子の役者がいたもんだなーーー
と思ったら一人二役でしたよ。(・ω・)

そんな顔でもこわれちゃ困ると思うならやめとけ(・ω・)

・・・おせっかいめ、ついてきな。

(りぼんマスコットコミックス「ときめきトゥナイト」第8巻より抜粋)


むきゅーーーーーー、
真壁くんっっっっ(・∀・)=3


こんにちは、
まりも(・ω・)です。




ひきつづきときめきトゥナイトについて。です。。。(・ω・)



「ときめきトゥナイトは」全30巻ですが、いちおう三部構成となっており、

1~16巻までが蘭世と真壁くんが主人公の第一部(連載時期1982
~1987)、
以降、蘭世の弟鈴世と、その彼女のなるみが活躍する第二部(1988~1990)、
蘭世と真壁くんの娘、愛良が主人公になる第三部と続きます。

まあ、いうなれば女子版ドラゴンボールです。



しかし、人気、面白さともに突出していたのは
やはり蘭世が主人公の第一部。


$新・おどるまりも に みるまりも-ときめき





吸血鬼と狼女のハーフの魔界人・蘭世が
人間界の中学校で出会った真壁くんに恋をしてライバルを巻き込んでドタバタの学園生活、
しかし実は、真壁くんは生まれたときに人間界に捨てられた魔界の王子!



実は、大人になってから読むと
ストーリーに関してだけ言えば、幼稚といえる展開も多々なんです。
がっ、
しかし、漫画としての面白さや、キャラクターの魅力が今読んでもまったく色あせませぬ!
まさにこの連載当時は神が降りていた状態だったと言っても過言ではないでしょうっ!!



そして。

真壁くんが。

当時の読者(りぼん200万乙女)のこころに、どれだけのものを残したか!!!



わたくし、
ときめきパトロール(ネット検索)中に、恐ろしい爪痕を発見しました。


「真壁くん」で検索するとわりと上位に引っかかってきた
10年ほど前の2chの過去ログなんですが。。。。



スレ主は2001年当時、24歳。今は33歳くらいになってるはず、ときめき直撃世代です。


「里帰りしたときに実家で久しぶりにときめきトゥナイト1~16巻を読みかえしたら
本気で真壁くんのことを好きになってしまい、
7年つきあってる彼氏(イケメン、明るい)のことがどうでも良くなってきた」

という内容なのですが。。。。

普通であれば、こんな相談
一笑に付され、下手すりゃ作り話ツマンネくらいのことは言われるところでしょう。

ところが、スレの住人は笑うどころか

わかるよ、だって真壁くんカッコいいもん!
私も好きだったよ。。。

などと、かなりの同調ムード。。。。(・ω・)。。



アラサー女子にとっての「真壁くん」なる存在がいかほどのものであるか。。。。。。

皆様ご理解頂けたでしょうか。。。(・ω・)ゴクリ。。


というわけで
次回、真壁くんの魅力について、
徹底的に考察いたす所存です!



待て、次号!(りぼんっ子にはわかるネタ。。)


ちなみに、問題の過去ログはこちらです。
↓真 壁 君・・・
http://salad.2ch.net/gcomic/kako/996/996386513.html


俺を感情に走らせるな。。。。(・ω・)

でないと、なにをしでかすかわからねえ。。。

(りぼんマスコットコミックス「ときめきトゥナイト」9巻より抜粋)



きゃぷーーーーーーーー!!!!
真壁きゅんっっ(・∀・)=3

こんにちは
まりも(・ω・)です。




ただいま、
何度目かわからないほどですが
ひさびさにときめきトゥナイトを読み返してみて、
ただいまどっぷり真壁くんブームです。


昔から好きだったもので、
ふとしたときに見返したり読み返したりするたびに
やっぱりそのつどときめきがこみあげるのは
三匹が斬るの千石(役所広司)と、真壁くんですなあ。
(ちなみに、つい先日までは千石ブームきてました。)



さて、
ときめきトゥナイトといえば、
80年代、りぼんに掲載され
当時の小学生女子に圧倒的人気だった少女漫画。


主人公、蘭世の恋する男の子が「真壁くん」は
連載当時の小学生女子の間ではまさに絶大な人気を誇っておりました。


硬派でぶっきらぼうでシャイでボクシングが強いワイルド不良少年。
しかも、人間界に捨てられた魔界の王子!

チートすぎる!

玉木宏が「自分の体のなかでコンプレックスは?」って取材で聞かれ
「扁平足」と答えて、2chに嵐を巻き起こしたことを思い出します。




しかし、なかには真壁くんが嫌いだという女子もごく少数ながら存在しました。
周りがなぜかと問いただすと(それくらい圧倒的な支持を得ていたわけです)
「ばかやろう、ばっかりいうからムカつく」と、彼女の弁。

たしかにヒロインの蘭世がけっこうなドジっ子だったもので
真壁くんは二言目には「ばかやろう!」「ドあほ!」など怒鳴りつけていたものです。

とはいえ、私含め他の女子は「え~~、そこがいいとたいっっ」って大反論でしたが~


女の子って、やっぱり基本M。
少数派のアンチ真壁派の彼女らはS。
あんな小さい頃から、もうそういう性向って決定づけられてるんだなー

と、大人になってから思い返して、感心するようなしないよーな気分になるのでありますた(・ω・)




ああ、真壁くんの魅力が書ききれないので
次回以降、また真壁くんについてっ
レクチャーさせてくださいっ(・ω・)=33