橿原考古学研究所の入口です

久しぶりのブログ更新となります。少し前ですが橿原考古学研究所の特別展「刀匠河内國平の仕事」を見に行きました。以前から石上神宮に納められている「七支刀」の復元を河内國平さんがされているのを知っていたので楽しみにしていました。


特別展のパネルです。

此方は最終日の少し前に知って急いで見学に行きました。写真の刀は何れも河内國平さんの作られた作品の刀です。どれも見事なできばえですね。

河内國平さんと工房内です。

此方で玉鋼から刀の仕上げまで行っています。写真の刀は鍛錬の最中でしょうか?
約1300度に加熱した地鉄を使い作られていきます。

2つの七支刀の複元品です。

右側が河内國平さんが復元され鍛造で作られた刀です。そして左側が復元プロジェクトチームが鋳造で作られた刀です。このチームにも河内國平さんは加わっています。

私が見たところ鍛造復元の刀の方が良く切れそうに見えましたが実際は型のある鋳造復元で作られたのだろうという結論でした。刀の世界は奥が深いことが分かりました。

手前、飾り太刀と奥が飾り剣です。

此方は奈良県の法隆寺近くにある藤ノ木古墳から出土された太刀と剣の復元品です。
刀身が河内國平さんで外装は高山一之さんが金具は中田育男さんが担当しています。

よくここまで復元されていることに驚きます。昔の刀は刀は鍛錬の数は少なく荒かったそうですが此方は綺麗でした。

鍛造復元の七支刀です。

右には銘文が書かれています。刀は泰和4年に作られたとあり日本では369年となります。河内國平さんが作られたのが1981年なので約1500年後の復元だったのですね。國平さんの作品でも初期に入るそうですが凄いですね。1971年の刀が始まりなので約10年目頃の作品です。

相州伝の刀です。

2017年頃の刀です。師匠の宮入昭平氏に習われた技法の刀だそうです。相州伝の刀は粘りがあり折れにくいそうです。戦場では良さそうですね。

古刀の復元品です。

古刀の波紋を作るのが難しいとのことですが見事に作られていました。2019年の作品です。

今年作られた刀です。

國平さんも納得される程の出来映えだそうです。今年で82歳だそうです。まだまだ此れからも作って頂きたいです。

又、いろんな刀の展示館にも行って見たくなりました