各公共図書館には、蔵書整理期間という1、2週間程度の休館があります。
これは「蔵書点検」と言われていて、図書館内の本のバーコードを一冊ずつ人力で読み込んで、蔵書が全冊あるのか確認する棚卸しのような作業をやります。
公共図書館だと何万冊も所蔵しているため、見つからない本を探したりもするので、大がかりな作業になるんですね。
大きいところだとその期間にアルバイトを雇ったりします。大学図書館の蔵書点検のアルバイトはよく求人がでています。
この作業をドローンとAIでやってしまおうという動きが昨年から始まっているみたいですね。
ドローンの小型カメラ+AIの画像認識機能で蔵書点検をしようと。
いやー、びっくりしました!
確かに大幅な短縮になりますよ。図書館以外でもスーパーや工場の棚卸し等にも応用されそう。
そうなると、ただでさえ追いやられていく図書館司書の仕事はなくなっていきますね。
自動貸出機や盗難防止装置が登場した時も、カウンターのアルバイトは今後必要なくなるかもなと、思っていました。(実際は普及が緩やか)
だから、業界ではサードプレイス(居場所、場)としての図書館やイベント運営が持て囃されるようになりました。TSUTAYA図書館のようなスタバと提携した図書館など。
しかし、今は新型コロナウイルスの影響で、予約貸出・返却のみで、場の機能を閉鎖している図書館が増えています。
こうなってしまったら、図書館の新たな価値も生かせない状況ですよね。
本当に今の状態は「無料貸本屋さん」なのですが、むしろこの機会はなかなかないですから、業界の方々にはこれでどうなったのか?を振り返ったり、記録に残して欲しいなーと、ちょっと考えていました。