私が子供の頃、
これといって物欲がなかったからか
サンタさんにお願いをすることなく
クリスマスを迎えていた。


クリスマスの朝の枕元には 毎年
辞書や図鑑、文学全集なんていうものが置いてあったので、
ある時、母に
「どうしてサンタさんはいつも本なんだろうね」
と言ったら、
翌年にはワンピースが置かれていた。

ま…いいんだけど。


サンタさんは
いてもいなくてもどっちでも良かった、
冷めたワタシ。

弟はいつまでも信じていたらしく、
ある時ワタシが
「いないかもよ?」と言ったら
大粒の涙で反論していた。

そんな弟も 一児の父。

プレゼントは何にしたのかしら。