いろんな生徒さんいて
生徒さんの分だけ 親御さんがいて・・・
ピアノ先生を再開して9年ぐらいになるけれど
結構な数の生徒さんと そのご家族に 接してきた。
生徒さんの中には 2つも3つもどころか
毎日 なにがしかの習い事をしている、という子がいる。
習字、そろばん、スイミング、バレエ、バイオリン、フルート、
フラダンス、サッカー、野球、乗馬、テニス
英会話、ダンスなどなど・・・
世の中には 本当に いろんな習い事があるけど。
「いくつかやらせてみて 子供にあったものを探す」 とか
「まんべんなく 色んなものが出来るようにしておく」 とか
まあ そういう考えもあるんだろうけれど
あたしが いろいろ見てきた経験からすると
いくつもやっているお子さんは
ひとつの才能を 分散して使っていて だから ひとつひとつは
「そこそこ」 レベルに いくか いかないか。
しかも 親御さんの、「ダメなら 辞めさせて次の習い事を」
という気持ちを ストレートに反映して
これまた 落ち着きのない、そして 忍耐力のないお子さんが多い。
「ダメか ダメじゃないか」 判断するには 短すぎるんじゃないの~~
っていうくらいの期間で 見切りをつける。
才能は ひとつのことに 集中して長く注いだ方が
伸びるんじゃないかなぁ って思うんだけど。
特に 練習が必要な 「芸ごと」 なら よけいにね。
練習時間に費やす=上達のカギ だから
あれもこれもやっている人には
「片手間のおままごと」 だから 伸びるわけなんか、ないし。
それに もし 「才能の芽」 があったとしても
週1回のレッスンじゃあ 伸ばしてあげるコトなんて 出来ないし。
「チャレンジ」 は 大事。
でも 「やらせてみよう」 と 思うなら
長く続けさせよう、という気持ちは持ってから始めて欲しい。
「いつ辞めるか分からないから ピアノじゃなく、電子ピアノで」、
なんて 間違っても お子さんの前では 言わないようにね。
お母さんの気持ち、見抜かれてますよ。
親御さんが お子さんに対して、
知らず知らずに植え付けている、「辞め癖」 は
「忍耐力」 「持続力」 のないお子さんに 育てます。
子供のために よかれ、と 思ってやっていることが 実は
マイナスに働きかねないということ。
「子供と接して 教える立場」 の 人間からの お願いです。