いわゆる、当時の 「3高」 も 「社長のムスコ のハナシ」も

断ったあたしは いったいナニサマなんだと 強く反省し、

しばらくは おとなしく暮らしていた。

もう あたしは 一生結婚出来ないかも、と

自分一人の将来設計を考えていた、ある日のこと。


ハハの知人から 「いい人いるんだけど・・・」 と

ハナシがあった。

なんでも、その人に あたしのハナシをしたら 

「是非 会いたい」 と 言ったそうで・・・。

お見合いは もういいやと思っていたけど

せっかくだから 受けてみた。

(なんだ、結局 行くんじゃん)



当時 免許取りたてだったあたしは 

車は怖いし 地理も良くわからないし・・・ということで

電車で1時間以上かけて 

紹介してくれるおばちゃんの家に 向かった。

そこで待ち合わせして そこから二人でドライブする計画らしい。


先方は 奥さんが 出産してまもなく、病気で亡くなられ

お母さん、お嬢さん(当時 小1)、本人の 3人暮らし。

小学校の先生で 優しいひと、とのこと。

写真は無かったので 会うまでのお楽しみ?だった。



おばちゃんちで会った その人の第一印象は

岩。

おっきい。

でもまあ、優しそう。



蔵王のオカマ(カタカナで書くなって)にドライブ、

車から降りて 散策。

行ったことがある方ならご存じだろうが 

お釜は 夏でも 涼しい。

あたし達は 初夏だったので かなり 冷えた。

上着を脱いで あたしにかけてくれたりして

なかなかの ジェントルマンだ。



車に戻ってからの 会話。



岩 「寒かったですね」

あたし 「ええ、本当に。」

岩 「これから どこに行きます?」

あたし 「お任せします(ここら辺、全く知らないし)」

岩 「じゃあ ホテルに行きませんか?」

あたし 「はあ?」

岩 「インターの近くにありますから」

あたし 「・・・・・・・・・・・・・・・」

岩 「だめですよね。ははは・・・じゃあ、カラオケにしましょう」




で カラオケ。ココで 岩は

関白宣言2 なるモノを熱唱。

あたしは 1曲も歌わず、拍手のみ。



岩 「せっかくですから 我が家に寄っていただけませんか?」

あたし 「でも、お邪魔じゃ・・・」

岩 「いえいえ。きっと気に入っていただけると思うんですよ」

あたし(心のなか) 「付き合うって決めてないし・・・ 強引だな~ ガーン



近くには バスも電車も走っていない。

帰りは 車で我が家まで送ってもらうことになっていたから

仕方なく 乗っけてもらって 移動。



岩 「ここが我が家です。妻の遺産で建てました。」



遺産いうなっ



岩が 家のなかを 案内しはじまった。

1階の 居間、仏間(奥さんの)、キッチン・・・

次は 2階。

廊下を挟んで右が お嬢ちゃんの部屋。



岩 「左のこの部屋が 僕たちの 寝室。ふふふ・・・」



僕たちって・・・・??

しかも 寝室限定かい・・・



岩 「あ、まりもさんの衣類入れは 妻のタンスを使ってくださいね」



使うかよっ っていうか 結婚しないわよっ




日も暮れてきたというのを理由に 早々に失礼することに。

岩が運転する車での 帰り道。

あと20分もすれば あたしの実家、というところで

岩は 急に 脇道に入る。

そこら辺は 山の入り口。

草ぼうぼうのところで 急停車。

そして 助手席に乗っていたあたしを

いきなり 押し倒した。



「つっ 妻が死んでから ずっとしてなくてっ

  け、結婚するまで待てなくて・・・ あのっっっっ」 と

岩が のしかかってきた。




まりも ぴーんち!!!ドクロ












でも 「お見合い服」 の 下は

当然 「お見合い下着」 

別名 超強力ボディスーツ&ガードル。


・・・・これって 自分で脱ぐのも大変なのよね。

残念でした、岩さん。