1回目のお見合いからすぐ。

あたしは 「結婚より 仕事」 とばかり、

仙台から 上京。

一人暮らしをしながら 当時オープンしたての

ホテルに勤めだした。

程なくして出来たカレシとの付き合いを

両親は 猛反対。

電話で しょっちゅう 揉めた。

今でこそは 忠告ひとつで 「そーお?」と

素直に聞き入れるが、

当時は 反対されれば ますます 意地を張るあたし。

で 「もう いいもんっ この人と結婚するんだから!!!」と

無理矢理 役所に行きかけた。

そこに 「ち・・・ちょっと待って。いい話があるのよ」 と ハハ。

今思うと 苦し紛れだったのかもしれないけど・・・


で、次のお見合いの ハナシ。


あたしが 「あぁ~ 聞いたことあるかも」 というくらいの

会社の 社長の 御曹司。

おか~さん、あたしのツボを 心得てるじゃないの。

さっきまでの勢いは、 どこへ・・・

早速 写真を送ってもらうことに。


ワクワクしながら 届いた写真を開いた。


一人がけ用のソファーに、

枕カバーの端っこについているようなフリルがついた、

白いソファーカバーが、手を置くところにまで かぶせてある。

そこに でーんと ふんぞり返る、 とっつぁんぼーや 御曹司。

ワイシャツのボタンが 「ぐるじいよお」 と 言っていて

今でいうところの メタボなんとか予備軍。 

いや、もう既に なっていたかも。

当時 彼は30代半ばだったはずだが

汗?か 油で 髪の毛はところどころだけ ぺったり。

ワイシャツからは 「裸の大将風の」ランニングが

くっきりと 透けている。

そして 彼は 写真の中で 

薄ら笑い 優しい微笑みを浮かべていた。


第二回目のお見合いは 未遂に終わり、 

反対されていたカレシを選んだのは

言うまでもない。


さらに 次も・・・・

ある・・・・かもよ。