先日 娘の中学で 合唱コンクールがあった。
こっちの地域は 今が その時期。
クラスに それぞれ 伴奏者と 指揮者がいて
各クラスごとに 歌う。
あたしは 聴きに行けなかったけれど
娘が 報告してくれた。
今年の伴奏者賞は 校内合わせて
たった一人だったそうだ。
それは 娘のクラスの 男の子。
他校の先生が審査員だったらしいのだけれど
感想も、感動の涙で 話すことができなかった。
かわりに読み上げた先生も
言葉にならなかった。
会場の生徒達も先生も 参加したPTAも
泣いた。
そして 懇願され、伴奏だけで もう一度演奏したそうだ。
あたしは 以前は 教える方ではなく
手の故障があるまでは
演奏する側だった。
心の音を表現することが 目的であり
目標。
技術を磨くのは それを表現するため。
人生で 経験も勉強のうちと
泣きながら、
時には 歯を食いしばって
いろんなことの上を 通り過ぎてきた。
人から見たら
「そんなことを経験してきたようには見えないよ。楽天的だし」
って言われる。
それは オモテには出さなかったもん。
全部 音楽にぶつけてきた。
でも こんなあたしの経験も、
その中学生の演奏には きっと叶わない。
実は 彼は 心臓に障害がある。
心の叫びは 音になってあらわれる。
だから みんなの魂も揺さぶられる。
がんばれ。