うちに お仏壇はないが お線香を上げられるように 


簡単な場所を作ってある。


そこに お水を供え お線香をあげる。


時々 出かけた先のおみやげや 


もらったお小遣いが供えられていることもある。


渡された通知票も しばらくそこに置かれている。


小さい頃、娘は 


先祖の誰のことも会ったことがないから 知らないのに、


お線香をつけてとせがむことが多かった。


自分では火をつけられないので


あたしがつけている横で お線香を手渡してくる。


3本まとめてつけろという。


「お線香は 1本でいいよ」というと 


「これは 私の分、これは ばーばの分。これは ママの分。


みんなのために焚くんでしょ?」


・・・・・あのー みんな まだ生きているんですけど。