阿蘇神社に向かう道の途中で、とてもきれいで可愛い畑に思わず車を停めて、写真を撮ってしまいました
青い空に整然と植えられたお野菜の苗を見ていると、元気が出るような気分でした
そして、ふたたび阿蘇に向けて車を走らせていると…
大きな電車が停まっていました
ん… トンネルの駅…
あまてらす鉄道の駅員さんがお話していた[幻のトンネル~]
行かないわけがありません
高森から高千穂を結ぶ鉄道用のトンネルだったのですが、高森駅のトンネル工事中に大量の湧き水が出たため、鉄道の工事は中断されました
既に完成していた高千穂町のこのトンネルは一度も列車が通る事はなく[幻のトンネル]となりました
この電車は中に入って見学できます
でも、この日は、どこかの団体が中でお弁当を食べていて、貸し切りか っていうような雰囲気だったので、入る勇気がなく見学できませんでした
ダイナミックに流れ落ちる「天孫降臨の滝」もありました
マイナスイオンが発生しているので、滝の前でマイナスイオンを浴びて、心の安らぎを… という看板がありました
ので、この水しぶきを浴びた私たちでした
滝の前には、神楽酒造さんの看板商品 ひむかのくろうま のモデルでしょうか…
黒い馬がいました
トンネル内の温度や湿度の条件が焼酎の貯蔵に適していることから、平成12年神楽酒造さんが樽貯蔵庫として活用することになりました
昭和55年9月3日に完成した葛原トンネルの長さは1115m
トンネルの中は、年間を通じて湿度は70%、温度は17度となっていて、焼酎を熟成させる環境にもぴったりです
トンネルに入るとひんやりしていて、樽の木肌から蒸発する焼酎の香りが香ってきます
今は1300本の樽と18000本の瓶の焼酎が貯蔵されています
貯蔵内容はその時々で変わります
トンネルを入った横に、神楽酒造さんの商品が展示してありました
たくさんの焼酎の瓶がとても素敵でした
ずーっと奥まで、貯蔵されている樽が並ぶ姿は圧巻です
トンネル貯蔵庫の横には 高千穂観光物産館「トンネルの駅」があり、地元のお酒や高千穂町の土産を買うことができます
鉄橋上に昭和44年長崎国体に行幸された昭和天皇両陛下を載せた客車を牽引したというお召列車(機関車)SLを展示しています
にわかに寄った トンネルの駅でしたが、楽しかったです
さぁ、阿蘇神社に向かいます