最近は新年会や雪かきやらで、なんとなく気ぜわしくしていました。気ぜわしいといっても、冬は考えごとをするにはよい季節です。
自分の記憶はどのへんから覚えているのかな、なんてたどってみました。私は小学一年生の入学式の日が一番古い記憶です。
もっと前のことも覚えていてもよさそうと思うんだけどいくら考えても出てきません。
母さんとふたりで行ったその日は、母方の叔母が編んでくれた黄色のセーターを着ていました。胸の辺りにぐるりと、小さな兵隊さんが手をつないでいるような模様が黒い色で編みこんでありました。そのセーターが大好きでした。
胸には真っ白のハンカチをたたんで名前を書いた名札が安全ピンでとめられていました。帰り道、見上げた母さんの顔がきれいだったな。
次回につづく。