生徒の親御さん | アメリカで、外国人留学生のホストファミリーに。

アメリカで、外国人留学生のホストファミリーに。

アメリカ在住の日本人主婦で、アメリカ人夫と2人暮らしです。ボランティアでホストファミリーとして、外国人留学生を受け入れた経験があり、その時の体験談と、他のホストファミリーの方々の体験などについて主に書いています。近い将来また受け入れを再開したいですね。

ホストマザーのLさんの質問。

 

家庭内でのルール、特にスマホやインターネットを使って、国にいる

家族や友達と連絡を取る頻度について、留学生の両親が難色を示した

事はありますか?

 

Mさんの所の留学生は、両親と毎日話をしているようですが、それが

Mさん一家と過ごす時間に悪影響を与える事はないそうです。ご両親が

Mさん達の事をとても信用していて、何なら娘をそのまま引き取って

くれてもいいわよと言ってるんだそうで、、。笑 

 

Hさんは、今受け入れている留学生の事で色々問題があるそうですが、

彼のご両親がHさんたちのしている事に理解を示してくれているそうで

それがとても助かっているとおっしゃっていました。過去に受け入れた

留学生のご両親の中には、丁寧な口調ではあったけれど、夜に寝室に

スマホを持って行く事を認めてあげてほしいとお願いされたことが

あったそうです。有り得ないようなルールでない限り、留学生も

ご両親も決まりを守って、本人がアメリカでの生活に適応できるように努力

しなければいけないので、守れないようならコーディネーターに連絡を

取ることを勧めていました。

 

Cさんは、6人の留学生を受け入れてきて、今年初めてこの件で問題になった

そうです。ドイツの男の子だったそうですが、常に母親やガールフレンド

と話をしていて、本人と話をしても改善されなかったので、ドイツ

に帰国したようですね。たったの3週間で国に戻る羽目になったよう

ですが、当然ながら留学費用の払い戻しはゼロだったそうです。Cさんは

彼の為に色々楽しい事を計画していたそうで、とても残念に思っておられ

ました。6人受け入れた中で成功したと思える子たちは、日曜日を

家族と話す日に決めていたようで、それも徐々に回数が減っていき、

逆にCさんがたまにはご両親に電話して挨拶くらいしなさいよって言って

たそうです。笑 

帰国したドイツの子は、帰る前にCさんに、「あなたたちが

悪いんじゃないです。」って言ったんだそう。T君と同じ言葉ですね。

Cさん一家は、この子がピアノを弾くというので、知り合いからピアノを

買い取ったり、アメフトクラブに参加できない代わりにボクシングが

できるように手配してあげたり、ボートに乗ったり、サーフィンをしたり、

釣り旅行を計画したりしたそうですが、自分はホームシックだから

帰る以外選択肢がないと感じたのでしょう。もう少し待てなかったんで

しょうかね。

 

別のHさんは、英語があまり話せない留学生だったようで、常に国にいる

家族と連絡を取っていたようです。Hさんは、彼女に2週間の猶予を与えた

そうですが、基本的なルールも守れなかったので、結果的にこの子も国に

帰ることになってしまったそうです。残念な結果になりましたが、Hさんは

既に1月に来る留学生の受け入れを認められたんだそう。今度は決まりを守る

子だといいんですけどね。

 

質問していたLさんですが、まだ彼女が受け入れる留学生は来ておらず、

1月から来る予定みたいです。この子を迎えるにあたって、両親2人に

それぞれメールを送っていくつか質問と、Lさん宅のルールについて説明

したようですが、それまではマメに連絡を取っていたのが、このメールを

送ってからは、何となく距離を感じるようになったんだそう、、。

 

また別のHさんは、両親とは問題はないけれど、受け入れた留学生の

事で問題があるそうです。留学生の国とHさんが住んでいる所で

8時間の時差があるそうで、朝起きてから夜寝るまで、ずっとみんなと

パソコンを使って話をしたがるんだそう。なのでHさん一家が何か予定を

立てて彼女と過ごしたくても、部屋から出てこないようです。時間と共に

それもマシになっていくかもしれないと思ったけれど、未だに同じなんだ

そうで、、。これもコーディネーターに連絡を取る必要がありますね。

 

せっかく留学してるのに、部屋に閉じこもりっきりになってしまうのは

残念だなぁって思います。私も夫もパソコンのあるオフィスと呼んでいる部屋で

すごす事が多いですが、留学生を受け入れたなら一緒に過ごす時間は大事に

したいと思いますし、少なくとも食事はテーブルでみんなで一緒に食べたい

ですね。そして、朝学校に出かける時は、いってらっしゃい~ではないけど

見送りはしたいです。クラブで朝練がある場合は学校まで送って行かなきゃ

いけないので、どちらにしても早起きは必須になりそうですけど。

 

SちゃんやT君の件があったので、次はウェルカムファミリーから始めたいと

思う気持ちが強くなっています。これなら最初から短期と決まっていますし、

エージェント側はあわよくばそのまま受け入れてくれたらと思っていると

思うので、うまくいきそうな場合はそのまま引き続き滞在してもらうことも

可能ですしね。