心に決めたキムチがあり、常備しているのだが、それの賞味期限がだいたい1ヶ月なのですね。今日新しいキムチを買いに行ったら、賞味期限が5月5日で、ああ、もう5月か。としみじみ思った。
(ちなみに心に決めたキムチは、尹家自慢のキムチというやつです。ベタベタした甘さのキムチより、甘さ控えめでさらっとしていて、パクパク食べられるようなのが好きなのだが(かつ辛さもそれなりにあり、旨味もしっかりあるやつ)、それがまさに尹キム(うちではそう呼んでいる)なのだ。)
尹キムにはいつも季節を思い知らされる(読み方は、ゆんキムです)。
あまりにも気持ちがよい気候なので、花粉のことは無視して、家中の窓を開けたら、年末に掃除した窓の棧(さん)が、結構汚れていた。
(窓の棧の掃除頻度ってどれくらいですか?うちは大掃除のときだけですよ。引きますか?)
キムチの賞味期限と、窓の棧の汚れ具合で、季節を感じる。
季節を感じるポイントが、主婦っぽい。
と、書いてみるが、私は主婦という言葉が好きでない(というか嫌いである)。主婦、というのは、家事全般を管理する女性という意味らしい。そんなん女性に限らんやろがい💢
家事なんて、男子大学生だって、サラリーマンだって、やっているはずだ。
やっていないのなら、やるべきだ。
大学生が、キムチの賞味期限や、洗濯物の乾く速さや、加湿器の不要さ、スーパーのトマトの赤さ、そういったものに、季節を感じることだって、じゅうぶんにあるだろう。
主婦らしくない主婦でありたい。
白髪なんか染めないし、エプロンなんかしないし(するときもあるしお気に入りのやつも持っているが)、自分のことは後回し、家族の健康が第一、みたいなの最悪だし、メンズ服を着たり、頭の後ろを刈り上げたり、マウンテンパーカー着たりカーゴパンツ履いたり、時にはミニスカート履いたり、したい!!!
まったく。
一人で勝手に怒っている。
4月から久しぶりに仕事をするので(頻度は少ないけど)、新しい鞄を買った。
A4が余裕で入るサイズで、普段は買わない価格帯の、革の鞄。
思い入れのあるメーカーのもので(私はなるべくブランドと呼ばない)、レディースとメンズのライン(というのか?)があったが、レディースのほうは無駄な装飾が多い感じがあり、メンズにした。すっきりシンプルで、機能的でかわいい。
春だー!!!
別に、主婦然としていたって、所帯染みていたって、いいんです。それが、そのひとにとって心地よかったり、自然であるならば。
ほんとうはもっとやりたいこと、もっと着たい服、やりたい髪型、行きたい場所、食べたい物、そういったものがあるのに、
所帯のことを気にするあまり、自分の欲望や希望や夢を押し殺してしまうこと、が、悲しいし、見ていて辛い。
金銭的な問題もあるだろうけれど、他の家族にお金を使うのと同じように、主婦も自分にお金を使っていい。
私の偏見というか、一応これまでの観察では、主婦然としたひとって、あんまり笑わないんよ。笑うことが罪みたいに思っていそうなひとさえいた。あるいは、楽しむことが罪みたいに。
実態は主婦であっても、いつも派手目な素敵な服を着ていたり、趣味や習い事をたくさんしていたり、友達と飲みに行ったり、たくさん笑っていたり、そういうひとは素敵だったな。
主婦という言葉と同様に、奥さんという言葉も嫌だ。
スーパーとかで、呼ばれたことあるけれど。奥さん、今日はブリがオススメですよ、とか。
そういうときに、「あら〜、ほんと、美味しそう🥰ひとついただこうかしら🥰」とか言いたくない絶対。わたしゃホステスさんじゃないので。
「あー。はーい😟(真顔)」ってだいたい言っている。
スーパーで話しかけてくる店員さんは基本的に鬱陶しい。必要なら買いますし、自分で選べますし。
おっさんが望む、主婦らしい反応なんて絶対にしてやらん💢
ふう。今日もよく怒(いか)った😊
加湿器をもう使わないので、クエン酸洗浄をしているnow。
春だなあ。
開けた窓の外から、風鈴の音が聞こえる。
それはまだ早くないかい