新しい本棚を買った。
(↑この一文を見るだけで、楽しい想像が膨らんでくるのではなかろうか。
私は本好きを自称するひとはあまり好きでないが、私は本が好きである。
本好きを自称してはいない。このことはとても重要。)
リビングにひとつ、回転式の、背の低い本棚を買ったのである。
ソファに寝転びながらでも、本を選べて、取り出せて、元に戻せる。
雑誌の面出しスペースもある。早速ドライブの雑誌をおいた。
去年、自宅に図書室(6畳)を作ったものの、図書室にはエアコンがなく、本をゆっくり読むスペースも作れていないので、
リビングを分館のように考え、ソファで気軽に手に取りたくなる本や雑誌、あるいは近いうちにじっくり読みたくなるであろう本などを、回転式本棚に入れてみた。
快適で合理的な空間を作るというのは、自分のやりたい暮らしを実現するためにかなり重要なことである。
もともとリビングには、回転式ではない普通の本棚を置いており、雑誌や料理本などを置いてはいたが、
ソファから立ち上がらないと手が届かず、また、目線の正面に本がないことから、
実際あまりリビングで本を読むことはなかった。
ソファに座ってしまえば、あるいは横になってしまえば、
もう、私の大大大嫌いな、スマホをつい見てしまうことになり、
(正確には、私はガラホ+iPodを使っているので、スマホではなくiPodなのだけど、やってることはスマホと同じ。)
それが嫌だった。自制心のない自分。
ところがどっこい。
ソファのそばに回転式本棚を置けば、自然と本に手が伸びるんだな。
スマホに時間を奪われることなく(実際しかし時間を奪っているのは自分自身なのだ)、本を読む時間を増やしたいのなら、
自然と本に手が伸びる空間を自分で用意するべきなのだった。
ということで、これから本を読むからね。今日読むのは、会田誠の「性と芸術」。
アラサーに突入した頃から、性について考えることが増えたし、自分なりの考えも固まってきたというか、変わってきたというか。
間違いなく言えることは、20代の頃より、30代のいまのほうが楽しいし、自分が好きだな。
それでは、また。