小学1年生のフィンランド留学体験記 第六章 4月 2.ウサギのパペット | フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

~子連れフィンランド滞在記~
1年間家族でフィンランドに住みました(2022年10月〜2023年10月)。
準備からフィンランド生活について思ったこと、
感じたことを書き留めていきたいと思います!

 

2.ウサギのパペット

 

 3月からハンドメイドの授業で作ってきたウサギのパペットが完成した。パペットはウサギかキツネを選ぶことができた。キツネは大人気だったので、僕はウサギを選んだ。ウサギの本体には黄色のフェルト生地を選んだ。10種類くらいの中から自分で好きな色を選ぶことができた。型紙を使ってウサギ型に2枚切り、そのうちの1枚に2つのピンクのボタンを縫い付けて、目にした。このボタンも自分で好きな色を選んだ。白のフェルト生地にも手のひら、お腹、鼻、耳の内側用の型紙をあてて切り、それぞれのパーツをなみ縫いでウサギ本体に縫い付けた。なみ縫いで口もつけた。最後にウサギ本体の2枚のフェルト生地を縫い合わせて完成だ。針に糸を通すのも玉止めを作るのも全部自分でやった。玉止めは1つ結び目を作った後に、もう1つの結び目を同じ場所に作らないといけないから難しかった。僕は作業が早い方だったから、みんなが作業している間、2回くらいタブレットでフィンランド語ゲームをやった。2回目になると僕と同じように完成に近づく子が増えて、違う勉強をする子が出てきた。そして、4月の1週目に僕を含めた10人くらいのパペットが完成したので、先生が教室に飾ってくれた。同じ材料を使ったのに、パペットの表情はみんな違って面白い。一生懸命作ったウサギのパペットは僕のお気に入りの作品になった。