春の訪れをお祝いするVappu | フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

~子連れフィンランド滞在記~
1年間家族でフィンランドに住みました(2022年10月〜2023年10月)。
準備からフィンランド生活について思ったこと、
感じたことを書き留めていきたいと思います!

 

4月30日と5月1日は「Vappu」と呼ばれフィンランドでは春の訪れをお祝いします。

この日は祝日で小学校もお休みです。

小学校では4月の下旬にVappuのお祭りが開かれました。

放課後校庭に出店が出て、バンド演奏もあって盛り上がりました。

 

4月30日にはエスプラナーディ公園で学生たちによるイベントがありました。

ニュースで見ただけなのですがエスプラナーディ公園が人で埋め尽くされていました。

 

5月1日は多くのフィンランド人がピクニックに集まるKaivopuistに行ってみました。

丘の上から海が見渡せる公園です。

 

10:30頃到着しましたが、トラムはぎゅうぎゅう詰め。

公園の海に近い場所にはたくさんのテントが張ってあり、丘は人で埋め尽くされていました。

 

テントには大学の名前が書いてあるもの、1つだけTOKYOと書かれたものがありました。

TOKYOのテントからは東京とは関係なさそうな大音量の音楽が流れていました。

 

若者もおじいさん、おばあさんも白くて黒いつばのついた帽子を被っていました。

若者はたくさんのワッペンをつけたつなぎを着ている人が多かったです。

 

春の日差しを浴びながら、持ち寄ってきた食べ物を食べて、お酒を飲んで日本のお花見のようでした。

日本と違うのはゴミが散乱しすぎている事。

お酒の瓶や缶、スナック菓子の袋がそこら中に落ちていました。

特に割れた瓶が多く危険だなと思いました。

 

午後になるにつれてどんどん人が増えました。

大量の風船も売られていました。

ピカチュウの帽子をかぶる人も多く、目立っていました。

 

一番驚いたのは男性用立ちしょんトイレがあったことです。

本でフィンランド人男性でどこでも立ちしょんする人がいると読んだことがあるのでその対策なのでしょうか。