こんにちは、正富明日香です。
ブログを読んでいただきありがとうございます😊
春がやってきましたね🌸何か新しい習い事を始めてみたいな、という方もおられるかもしれません✨
今回は、普段の音楽教室で正富が行なっているレッスンの様子についてご紹介します。
以前ご紹介していたブログの投稿時間を
現在にあわせ編集したものです。
当音楽教室は、新たなご入会の多くが未就学児さん、小学生さんなのですが、正富のレッスンでは「ピアノだけじゃなくてマリンバや太鼓にも興味がある」「いろんな楽器に触れてみたい」というご要望を多くいただくため、レッスンでは生徒さんがやってみたい楽器をなるべくたくさんできるようにしています。
今回は、レッスンに通うTくん(当時5歳)をモデルに「いろんな楽器に触れるレッスン」とはどんな様子なのか、その一例をご紹介します
〜Tくんのレッスン(30分間)の場合〜
①ワークブック📖宿題確認(音符の読み・書き)
↓自分が書いた音符を歌ったり、弾いたり、リズムを叩いたりします
②ドラム
正富が演奏するピアノに合わせて、ドラムを叩きます(曲はトトロやミッキー・鬼滅の刃など、Tくんのその日のリクエストや、こちらからの提案を参考にして決めます)
③マリンバ
基礎練習から始めて、そのあと曲の練習をします
④ピアノ🎹
今取り組んでいる曲のレッスンです。お家での練習の成果が見られて、こちらもとても嬉しくなります
⑤リズムトレーニング
音符のカードを使って、太鼓でリズムを奏でます
〜レッスンおしまい〜
今回お写真の提供にご協力いただTくんのお母さん、ありがとうございました😊!
さて、ではここで正富の音楽教室でのレッスン内容をまとめてみます↓
①ワークブックの宿題確認
②ドラム
③マリンバ
④ピアノ
⑤リズムトレーニング
今回はTくんレッスンの一例をご紹介したまでであり、全員の生徒さんに、毎回この5つのメニューをするわけではありません😊
その日の生徒さんの調子や、曲の進み具合により、取り組む楽器の数や、レッスンの内容も変えています。
小学生以上で年齢が大きくなってくると、生徒さんそれぞれに「やりたい楽器」「やりたい曲」もはっきりしてくるため、集中して取り組む楽器の数も、徐々に絞られていく傾向があります。
正富が普段心がけているのは、生徒さんに自発的に取り組んでほしいので、生徒さんが全てこちらからの指示に従うという形の進行にならないようにすることです。
音符の読み書きはこの先レッスンをしていく上で大切なので、ワークブックの宿題確認は大抵レッスンの始めに行っていますが
(そのワークブックの宿題量も、生徒さんと相談して決めます✏️書きは必須ではなく、小学生以降から始める方もいます)
その後は「次は何の楽器がしたい?」と生徒さんに聞くようにしています。
また発表会前や、前回から今回にかけて取り組む課題がはっきりしている楽器がある場合は
「じゃあ〇〇が終わったら、次はマリンバしよっか」というように、こちらから提案したりもしています。
学校などの集団生活では時間割が決まっているため、どうしても自分の希望通りには動けないものです。
ですが個人教室の場合では、いくらかの選択肢の中から、自分が今1番やりたい楽器、必要な楽器に時間をかけることができます
特に小太鼓等に関していうと、生徒さんたちが通う保育施設の取り組みでマーチングなどをしている場合、早くから太鼓やスティックに触れているというお子さんもいらっしゃると思います。
普段から楽器の経験がある分、やはり腕や手先のコントロールの感覚を掴むのが早いなぁと、生徒さん達を見て感じています🎶
しかし集団活動では「決められたリズムを叩く」というのがメインになりがちです(決してそれが悪いことだといっているわけではありません)。
私も日頃、音楽教室でのレッスン以外は保育園で集団を対象に木琴や合奏指導をしており、年齢に合わせて段階的に技術が習得できるように進めている立場です☺️
集団演奏では一人一人がある程度の決め事にそってリズムを叩き、それらが調和することにより曲が成り立ったり、合奏の素晴らしさが生まれます。それはアンサンブルならではの良さで、かけがえのない貴重な経験です。
ですが、私が普段の個人レッスンで行うドラムの時間は、技術上達と同じくらい、個人でリズムを叩くからこそできる「リズムや音を、自分の感性のままに奏でる楽しさ」も大切にしています。
「決められたリズムをたたく」のではなく「自分で決めてたたく」、いわばアドリブ演奏です。
自分の身体の中から自然と音楽が溢れてきて、それを自由に表現するって、とっても素敵ですよね
ドラムを叩くお子さんの頭の中を言語化するとしたら…
「この太鼓を叩くとどんな音がするんだろう…」
「わ、大きな音がでた!じゃあ、こっちの太鼓は?」
「さっき叩いた太鼓と違う音がするな〜」
「手を速く動かしたらどうなるかな」
「シンバルってどんな音がするのかな…面白い音がする!」
こんなことを考えているのではないでしょうか?
大人から見ると遊んでいるだけのように見えても、子どもたちの頭の中は、発見や驚きの連続です。
私のレッスンでドラムを叩く生徒さんのタイプは実に様々で、笑顔で楽しそうに叩く生徒さんもいれば、音の探検をしながら一生懸命に叩く生徒さんも…。
どんなことを考えながら演奏しているのかな?と、様子を見ながらレッスンを進めています。
生徒さんの探究心、本当に興味深いです
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました
既にご入会されている生徒さんも、これからご入会を検討される生徒さんも…
一人一人の成長につながる楽しいレッスンがしていけたらと思っています