手術をすると決断し、もやもや病を専門にしている先生を紹介してもらったのが前回までの話。
現在進行形ではなく、今年の夏の始め頃のことです。
いよいよ専門の先生に診てもらえることになり、受診前からすでに、やっとここまで来れた、という安堵感がありました。
受診するとまず、
「うまく付き合っていける病気だから落ち込まないで」
と言っていただきました。
それまでもそんなに落ち込んでいなかったけど(笑)希望が持てる言葉でした。
頭痛や手の脱力の頻度を聞かれたり、どんな手術になるか、説明をしてもらったりしました。
それまで飲んでいなかった、血液をサラサラにする抗血小板薬はこの日から処方されました。
そして、手術に必要な検査をするため、後日検査入院をすることになり、入院の説明を聞いて、帰宅しました。
☆☆☆
この頃の私の気持ちはとっても複雑でした。
息子の症状が落ち着くことを望んで、一生懸命子どもと一緒に病院通いをしている一方、
どこか他人事で、現実を受け入れていない自分もいました。
体は動いているのに、頭は思考停止している状態。
ただ先生達の言うことを聞いて次のステップへ体を動かしているだけだったように思います。
ネットで手術の情報を検索することもしていなかった。
今思えば不安や怖さで、見ないようにしていたのかもしれません。
次回は検査入院についてまとめます!