居酒屋を出て宿に戻り
姉といつもの調子でペチャクチャ

宿は素泊まり
お世辞にもきれいとは言えません。
ペチャクチャペチャクチャ🎵
すると
コンコン
扉をノックするではありませんか


次に
ガチャガチャとノブを回すではありませんか
姉と顔を見合せ
ゾー


キャー


えっ うるさかったの?
聞こえたの?
まずい!
去年の京都を思いだし
もうペチャクチャ終了
でも
まだ10時だよっ
やだね
ってことで抜き足差し足で
大浴場へ向かった
で
部屋に戻り
ヒソヒソ
びくびく
蒲団の中で話して
1時すぎ
明日は一番にチェックアウトしよ
と
眠りについた。
😪
と
またしても
コンコン
ガチャガチャ
○○っ
○○っ
キャー



ヒャー
凍りつき心臓バクバクの姉
そろりそろり
扉の穴から外を見た私
ギ ギ ギャー
白髪の男が立って
こ こ こちらを睨んでいる
黒シャツ
たら~り


「は、はっ はい!」と
消え入りそうな
何故か丁寧語の私
すると
ルームナンバーを一瞥するや
前の部屋のドアに向かい
コンコン
ガチャガチャ
○○っ
○○っ
応答なしの○○号室
白髪のおっさん
挙動不審に階下へ
時計は2時
え~
なんなん
怖いよ~
フロントに言おうかっ
いや
フロントには誰もいなかったよと姉
ヒソヒソ
びくびく
トイレに行きたくなった私
(何故かトイレは部屋の外)
(何故か冷蔵庫も部屋の外)
怖々
姉が鍵をかけるのを確認して
部屋の外に出た
ミシッ
すると
ギャー
トイレの前に
男!
うわ~
部屋に逃げ帰って
コンコン
コンコン
ガチャガチャ
ノックするも開けてくれない
ノブを回すも開けてくれない
わ~ん
開けて~っ
早く~ぅ
コンコン
コンコン
男が追ってくる
血走った目で
ギョロリと睨み
手が伸びてくると
あ~もぅ
ダメだ
目を瞑った途端
カチャリ
姉がドアを開けてくれた
すると同時に
前の部屋へ入った白髪のおっさん
?

もう
なんですぐ開けてくれなかったん
ノックしたやろっ
もう
知らんわ~
だって
てっきり男がまたノックしたと思って
絶対開けたらあかんと思ってん
穴を覗いたら
白髪のおっさんやってんもん
○○ちゃんじゃなかったもん
開けてって声で
○○ちゃんだってわかったんだもん
ごめんね
うわ~ん
うわ~ん
私、
そこで
○○○○しちゃいました。
それから朝まで
ビール腹かかえて
気付け薬のミネラルウォーターかかえて
眠れないまま朝を迎えた
恐怖の一夜でした。
